伊アルカンターラ社、ラグジュアリー・自動車分野の注力で業績成長。2016年上半期8.3%増達成

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ブランド力を重視するラグジュアリー領域と、自動車関連企業など優良企業からの製品素材としての採用が続く

日本の東レが基本開発を行い、同技術を背景にスエード調自動車シート素材の製造メーカーとして著名となったイタリアのアルカンターラ(本社:ミラノ、社長:アンドレア・ボラーニョ)は、2009年以来、その業績は堅調で着実に売上を伸ばし成長を続けている。

同社によるとこれだけの成長を実現していけた背景には、ラグジュアリーや自動車分野に於けるグローバル・ブランドに対して、他社にはない、心が動かされる素材造りを追求し続けていることにあると云う。

ちなみにアルカンターラは1972年に設立。以来一貫してメイド・イン・イタリアを代表する最高級素材を提供してきた。

そもそも、この社名・アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)自体が登録商標であり、独自技術により生み出されたアルカンターラ® (Alcantara®)は、他にはない優れた感覚性と機能性を兼ね備えた素材として誕生している。

そんなアルカンターラは、企業活動全般からの二酸化炭素排出量について、全量の測定・削減・相殺に成功し、2009年に「カーボン・ニュートラル」認証を取得。

本社をミラノに置き、ウンブリア州の代表的な街であるネラ・モントロの生産・研究拠点から輩出される同素材は、今やファッションおよびアクセサリー、自動車、インテリアデザインを皮切りに室内装飾、コンシューマ・エレクトロニクスなど様々な分野で一流ブランドに選ばれてきたトップブランドにまでなっている。

そんな同社の具体的な業績は、2016年度上半期(2016年4月から9月)の売上で9,084万7,000ユーロに拡大。

これは2015年度上半期の8,389万7,000ユーロに比べて、8.3パーセント増になったことを意味する。なお2016年度末までの売上は1億7,753万5,000ユーロ、生産量では、対前年比10パーセント増を予測している。

今後の戦略について同社は、研究開発そのものがアルカンターラ社成長の原動力と位置付けており、実績上に於いても売上の2.8パーセントにあたる491万6,000ユーロを投じたことで着実に売上を伸ばした。

なかでも国際的な経済危機が最も深刻だった2009年以来、厳しいビジネス環境の中でも成長を続け、売上は一度も減少したことがなく推移。

2009年の6,430万ユーロから2013年には1億1,070万ユーロ、2014年には1億2,380万ユーロ、そして2015年には1億6,520万ユーロにまで拡大。結果、アルカンターラのブランド価値は9年間で650万ユーロ(2006年時点)から1億ユーロにまで増大している。

またアルカンターラ社は最近、ミラノ・ヴェリ通り8番地にコンセプトストアを開設した。

このストアはアルカンターラという素材が創り出すトレンド・イノベーション・アイデアを一望できるショールームとなっており、様々な国際ブランド製品を一望にできる。

それは例えば、シュルークによる宝飾アクセサリー、マスター&ダイナミックのヘッドフォン、マイクロソフトのキーボードカバー、イタリア・インディペンデントによるサングラスなどがある。

加えてランボルギーニ、マセラティ、BMWといったスーパーカー ブランド、そして高級ファッション アクセサリーのスワロフスキーにも採用されており、いずれも永遠の美しさを求めるグローバルなパートナー企業が並ぶ。

こうした実績についてアルカンターラ社、会長兼CEOのアンドレア・ボラーニョ氏は、「当社がターゲットとする市場からは、最大の機能性と情緒的・審美的価値の両立を求めてられています。

それはサステナビリティを背景に、高度なカスタマイズを加えた他にはないソリューションという形で実現されなくてはなりません。

これはグローバルに事業を展開する大企業と、きわめて現代的なライフスタイル・コンセプトへの道を開く当社との関係において、力強く成長を見せているトレンドです。

我々アルカンターラ社の成功は、機能性と審美性のブレンドに、さらに絶え間ないサステナビリティへの強力な取り組みを加えることで実現しました。

それはラグジュアリー自体を目的とするのではなく、環境へも配慮をし、開発や社会的責任に関する各種プロジェクトとを連携させてきた歩みでもあります。

アルカンターラ グループは2009年以来、カーボン・ニュートラル認証を毎年、取得しており、この野心的な目標を達成したヨーロツパで初めての会社のひとつとなっています」と語った。

これはアルカンターラ社が日本経済新聞社、ベニス国際大学、早稲田大学との共催、グローバルビジネス学会の後援を得て東京で実現したグローバル規模のシンポジウム、『サステナビリティに関する国際シンポジウム 2016』の中でも同氏が繰り返し述べたアルカンターラの使命だと云う。

アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do 
アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do 
アルカンターラホームページ(イタリア語):http://www.alcantara.com 
アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):http://www..com/user/AlcantaraJapan