旭化成、GLM社と共同開発する次世代EVを「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展

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旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)は、京都大学発のEVベンチャーであるGLM株式会社(本社:京都府京都市、社長:小間 裕康、以下「GLM」)と共同開発しているコンセプトカーを、本年5月24日(水)~26日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」に出展する。

旭化成の中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」では、<Connect>をキーワードに多角的な事業と多様な人財の結束を促進し、新事業の創出や、さらなるグローバル展開を推進している。

なかでも重要分野に位置づけている自動車関連事業については、顧客に総合的なマーケティングアプローチを行うため、昨年4月にオートモーティブ事業推進室を新設し、事業横断的な情報発信や営業推進サポートを行ってきた。

その一環として、このたび、「自動車の安全・快適・環境への貢献」をテーマとしたコンセプトカーを開発している。

これは先の中期経営計画でのキーワード<Connect>の象徴として当社グループが扱う主力製品や次世代部材・システムを搭載し、自動車メーカーや自動車部品メーカーに向けて、自社の自動車産業に対するさらなる貢献の可能性を提示するものである。

また旭化成によると出展されるコンセプトカーは、GLM社による日本初の量産型EV(電気自動車)スポーツカー「トミーカイラZZ」の車台(フレーム・シャシー)+パワートレイン(モーター・バッテリー車両制御ユニット)等のプラットフォームを活用しているため、実走行が可能であり、各搭載製品や部材の実装可能性を表現した。従って同展示会ではその走行シーンも映像で披露される。

完成は本年5月を予定しており、同月24日から開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」での出展など各種展示会やプロモーションでの活用を積極的に行っていく構え。

旭化成では、「今後も、顧客満足の向上と新たな価値の創造を通じて、自動車関連事業を積極的に拡大してまいります。
なお『人とくるまのテクノロジー展2017』ではコンセプトカーの展示と走行映像でご紹介する予定です」と述べている。

一方GLMでは、「今回の旭化成のコンセプト車両は、当社の『プラットフォーム事業』の一環として手がけました。またこの当社の『プラットフォーム事業』は、従来の自動車産業にないものとして、世界から注目を集めています。

なぜなら、モジュール化したプラットフォームや、開発ノウハウ、そして自動車関連企業・機関との協力関係(GLMエコシステム)を使えば、自動車メーカー以外でも自社オリジナルのEVを開発することができるからです。

当社はこのプラットフォーム事業を通じて、EVに新規参入したい各国企業の、開発部隊の役割を担う考えです。

具体的には、車両の内部であるプラットフォームそのものや、その一部分、その設計技術などを、EV事業に参入したい国内外の企業に提供していきます。

部品点数の少ないEVは、ガソリン車より参入障壁が低く、かつ環境対応という社会的ニーズの高まりを受けて、世界の様々な業種が注目しています。

しかしこの分野の障壁が低いとは言え、量産を目指した開発となると高い技術力や莫大な初期投資が必要で、ゼロからビジネスを立ち上げるのは困難です。

そうした背景から、当社のプラットフォーム事業は、新たな市場を切り開くものとして、欧州やアジアを中心に国内外で注目を集めています。

なお連携を検討している企業は、IT企業や電気メーカーのほか、EVを使ったモビリティ(移動手段)を自らの事業に組み込もうとしているサービス事業者まで多岐にわたります。

そうした様々な対象企業に真摯に向き合い、これまでの車両開発で得たノウハウ(技術や車両)を活かしながら、車両の内部であるプラットフォームそのものや、その一部分、その設計技術などを、EV事業に参入したい国内外の企業に提供していきます。

ちなみに、この事業には現在、欧州やアジアを中心とした国内外の企業が興味を示しており、今後は他社の量産車両の開発にまで踏み込んだ、スケールの大きな事業を展開していく考えです」と述べている。

<GLM概要>
名称:GLM株式会社
所在地:京都府京都市左京区
代表者氏名:代表取締役社長 小間 裕康
事業内容:環境対応自動車の開発・販売、それに付随するサービスの開発
設立:2010年4月
資本金:32億2914万円(資本準備金、資本性ローン含む)