ボルグワーナー、江西五十鈴汽車の「Ruimai」へパートタイム4WDトランスファーケースを供給


ボルグワーナー(本社:アメリカ合衆国ミシガン州アーバンヒルズ、社長兼最高経営責任者:ジェームズ・ベリアー/James Verrier) は3月21日、日中合弁企業の江西五十鈴汽車(Jiangxi ISUZU Motors Limited)にパートタイム4WD(AWD)トランスファーケースの供給を開始する。

対象車両は、2016年型AWD 2.8Lディーゼルを搭載する中型ピックアップトラック「Ruimai」。

同車向けに供給されるボルグワーナーの同技術は、江西五十鈴汽車が今後発売するその他のピックアップトラックにも順次採用されていく。

このトランスファーケースは、ボルグワーナーによる最先端の電気式シフトオンザフライシステムを搭載しており、2WDから4WDへの素早くスムーズな切り替えが実現し、舗装道路はもとより、険しい悪路でも運転しやすくなるほか、軽量設計により燃費も改善される。

ボルグワーナーの電気式シフトオンザフライシステムは、電磁式シンクロ機構により前後の車軸速度を同期することで高速走行中にも2WDから4WDへの切り替えを可能にしている。

機械的に同期する従来のシステムとは異なり、ボルグワーナーの堅牢かつ高性能なシステムは、ノイズや振動を改善することで2WDから4WDへのスムーズかつ静かで安定した移行を実現している。

また同製品は、コンパクトなパッケージに収まるサイズと優れた耐久性を実現するHY-VOチェーン技術を用いた同社のHY-VO(R)トランスファーケースチェーンを搭載し、高効率を実現するよう最適化されている。

今回のユニット装着に向けて、自動車の電動化技術やトルクコントロール製品を展開するボルグワーナーのグループ会社、ボルグワーナー・パワードライブシステムズの社長兼事業本部長のステファン・デメール博士(Dr.Stefan Demmerle)は、「当社の製造とエンジニアリングにおける現地サポートが評価され、中国の主要自動車メーカーである江西五十鈴汽車のサプライヤーとして、同社ブランド初のピックアップトラック向けに、当社の最新鋭のAWD技術を供給できることを誇りに思います。

長年にわたり4WDソリューションの開発に注力してきた当社では、自動車メーカーに優れたパートタイムトランスファーケースを供給することにより、車両の動力性能の向上と指先でダイヤルを回すだけでスムーズな走行モードの切り替えの実現を支援しております」と述べた。

なおボルグワーナー(NYSE: BWA)は、自動車の内燃機関、ハイブリッド車、電気自動車向けのクリーンで技術ソリューションを提供するグローバルなリーディングカンパニーである。

世界17カ国62カ所に生産・開発拠点を持ち、全世界でおよそ27,000人の従業員を擁する。