英マクラーレン、ジュネーブでカーボン・ファイバー採用のMcLaren P1公開


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マクラーレン・オートモーティブ(本社:英国サリー州、エグゼクティブ・チェアマン:ロン・デニス)は2月17日、ジュネーブ国際モーターショーに於いて、同社の受注製造部門であるマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(以下、MSO)からカーボン・ファイバーを幅広く採用したMcLaren P1(TM)およびMcLaren 675LT Spiderを初公開した。

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マクラーレン・オートモーティブによる同ショーへの参加は、今年で4回目。今回はショー自体のロケーションが大きく移動したことで、過去最大規模となり、展示モデル数も最大級となった。

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そうしたなかMSOでは、先にプロダクション工程を完了したMcLaren P1(TM)にフォーカスし、カーボン・ファイバーを多用した関連デルを公開した。さらに、一般の初公表となった675LT Spiderのビスポーク・モデルも展示された。

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各モデルは、McLaren 650S GT3レーシングカーと、今後発表予定でスポーツシリーズに加わる派生モデルと共に、ジュネーブショーのホール6、6040スタンドで公開されている。

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マクラーレンが、一般のモーターショーでこれほど大規模な展示をするのは初のことで、英国のインデペンデントなスポーツカー・ブランドを自認するマクラーレンの成長を改めて示すものとなった。

さてそうした中、MSOが仕上げ・出展したMcLaren P1(TM)は、これまでオンロードとサーキットでの走行にフォーカスして生産された375台のモデルのうちの1台。ボディーにはフルビジュアルカーボン・ファイバーが採用されている。

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このフルビジュアルカーボン・ファイバーは、ハンドメイドで仕上げられており、‘リオ・ブルー’の淡いペイントが施されている。

今年初めにMcLaren P1(TM)のオーナー向けに同仕様が用意されて以降、この仕様が公開されるのは、今ショーが初となる。

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MSOが手がけた、その他のアップグレード要素は、ホイールのグロス・ブラックでのフィニッシュや、カーボン・ブラックのAlcantara(R)にブルーのステッチが鮮やかなキャビンのスタイリング、McLaren F1へのオマージュとなる24カラットのゴールドのエグゾースト・ヒートシールドなどがある。

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車両は独自のセラミック・グレーでカラーリングされ、標準モデルよりカーボン・ファイバーを多用したサーキット寄りの仕様。

サテン・カーボン・ファイバーでフィニッシュされたリトラクタブル・ハードトップとトノカバーは、時速30kmの走行中でも操作が可能だ。また、フロント・ウイングにはカーボン・ファイバー製のルーバーが使用されている。

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‘ロングテール’のエアブレーキは、上部のボディー・カラーと同色で仕上げられており、下部にはカーボン・ファイバーの織柄模様が施された。

さらにフロント・バンパーのエンド・プレート、サイド・スカート、サイド・インテークならびにリア・バンパーも、カーボンを意識させる仕上がりとなっている。

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ブラックのAlcantara(R)が施された、2脚のレーシング・シートはコントラストの効いたキセノン・イエローのステッチが入っており、この675LT Spiderのみで採用されている仕様だ。

加えてチタニウムのエグゾースト・システムの周りには24カラットのゴールドのヒートシールドが装備された。

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MSOが仕上げたこの675LT Spiderは、パフォーマンス自体には変更がなく、3.8リッターV8ツインターボ・エンジンの最高出力は675PS(666bhp)、最大トルクは700Nm(516lb ft)となっている。

なお675LT Spiderの0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は8.1秒、最高速度は326km/hとなった。

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ちなみにこのMcLaren 675LT Spiderの車両本体価格は、4,691万5000円(税込)。車両シリーズは全世界500台の限定生産であり販売は既に終了している。

マクラーレン・オートモーティブについて:
マクラーレン・オートモーティブは、ハイパフォーマンスなスポーツカーを製造する英国の自動車メーカーで、サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を拠点としている。

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同社では、2010 年の設立後、2011 年に画期的な McLaren 12C の発表を皮切りに、2012 年に 12C Spider、2013 年に限定生産の McLaren P1™を発表。

以降、毎年新型モデルを導入するという計画を掲げ、2014 年には McLaren 650S Coupe と 650S Spider を発表し、さらに 2015 年のマクラーレン・スポーツシリーズを発表している。

今もマクラーレン・ブランドは拡大を続けており、オンロードカーの生産 3 年目となる 2013 年度には業績の黒字化を達成、2014 年度には、 1,649 台のマクラーレンを納車している。

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