ポルシェが目指す新境地を「THE SOUND OF PORSCHE」で垣間見る


the-first-quarter-of-the-sales-of-porsche-sales-higher-than-the-last-year-operating-profit20150430-2-min

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)が世界各国で実施している「THE SOUND OF PORSCHE」は、米国東海岸のニューヨークを皮切りに、同社のプラグインハイブリッド(PHV)車を体感できるワールドイベントとして開催されてきており、英国・ロンドン、中国・上海、ロシア・モスクワを経て、この12月、遂に東京に到達した。

catch-a-glimpse-of-the-new-frontier-that-porsche-aims-at-the-sound-of-porsche20151203-7

日本での開催会場は、クリスマスシーズン真っ盛りで、ライトアップも目映い六本木ミッドタウン(港区赤坂)正面玄関に位置するキャノピースクエアとなった。

特設ブースの壇上には同社の市販PHVで、充電設備のEV-Standに繋がれた「カイエンS E-ハイブリッド」と「パナメーラS E-ハイブリッド」が、今シーズンのWEC(世界耐久選手権 ・FIA World Endurance Championship,) で、昨年度チャンピオンのトヨタを難なく退け、圧倒的優位を保ってタイトルを獲得したポルシェ・919ハイブリッドと並んで置かれている。

catch-a-glimpse-of-the-new-frontier-that-porsche-aims-at-the-sound-of-porsche20151203-2

同イベント開催の目的は、「近所の買い物の足に使えるほどの実用性能を含み、歴代最高峰のスポーツカー造り続けてきたポルシェが、e-mobility分野にチャレンジしたら、どのようなクルマを造り上げるのか」という問いに対して、ポルシェ自身のDNAを守りつつ輩出した2台のPHVを題材に、「ポルシェのPHVに取り組む姿勢を、より広く社会に向けてアピールしていきたい」という思いがあるのだという。

catch-a-glimpse-of-the-new-frontier-that-porsche-aims-at-the-sound-of-porsche20151203-4設営されたブースそのものは、コンパクトなものではあるが、「ポルシェ」という自動車ブランドと縁の薄い層に向けては、ポルシェのブランドストーリーを「ノリ」の良い16種類の映像と音で鑑賞するようにして伝えていく「メディアステーション」を用意。

catch-a-glimpse-of-the-new-frontier-that-porsche-aims-at-the-sound-of-porsche20151203-6ストイックなスポーツカーメーカーとしてポルシェを知る層に向けては、ヘッドマウントディスプレイを介して、本格的なスピードと臨場感を提供する「バーチャルリアリティ体験」を。

porsche-the-race-activities-foster-the-future-of-car20150605-5-min
さらに、PHVマーケットに漕ぎ出した新時代のポルシェ像に、無限の可能性と強い期待感を持つエンスージアストに向けては、青山・外苑エリアを巡る特設コースをリアルドライブできる予約試乗サービス「Driving Experience」を提供するなど、来場者の興味や志向別に異なるタイプ別のコンテンツが、1度に愉しめる設定になっている。

これについて、ポルシェジャパン株式会社の七五三木敏幸(しめぎ としゆき)社長は、「このイベントの目的は、ポルシェというブランドに対して『ストイックなスポーツカーメーカーである』と一義的ご認識されているお客様に対して、私共のPHV車を通して、新たなポルシェの姿をお伝えしていくだけではないのです。

catch-a-glimpse-of-the-new-frontier-that-porsche-aims-at-the-sound-of-porsche20151203-1

誰もが気軽に立ち寄れるこのようなオープンスペース(六本木ミッドタウンのキャノピースクエア)で、あえて同イベントを実施した本来の理由は、平素、ポルシェというブランドそのものにまったく接点をお持ちではなく、私たちとの繋がりをむしろ遠く感じられているお客様などを筆頭に、多様な方々に向けて、少しでも当ブランドの魅力の一端に、触れて戴きたいと考えているからです。

そして未来のモビリティ造りを目指す私たちの企業姿勢を、クルマ好きや、そうではない方々といった「狭い枠組み」を超えたところで、目で、耳で、体で体感して欲しいと思っているのです。

それゆえ、ここ六本木ミッドタウンで、本イベントを行う意味があります。

ですから、どなた様に於かれても、六本木に立ち寄られた際には、是非、気兼ねなく私たちのブースにお立ち寄り戴き、プレミアムブランドとしてのポルシェに触れて、そのひとときを愉しんで戴きたいと思います。

私どもは広く皆様のお越しをお待ち致しております」と語っていた。ポルシェのPHVを体感するイベント「THE SOUND OF PORSCHE」は12月16日まで、港区赤坂の東京ミッドタウンで開催中だ。

new-intelligence-to-survive-the-next-generation-from-phv-second-chapter-tokyo-midtown-porsche20151127-1同キャンペーンスペシャルサイトURL:

なお余談だが筆者は、先のWECの華々しい成果や、知性を感じさせるスポーツカー造りを含め、現在、世界に誇るエンジニアリングカンパニーと目されるポルシェが目指す着地点として、おそらく「Luxury Dream」を目指しているものと考えている。

これは簡単に言えば、単なるマニアだけのブランドであることを超えて、エルメスやルイヴィトンなど「プレミアムブランドとして誰もが知っているけれど、高価格でなかなか入手できない憧れのブランド」になるということだ。

そのためにはブランドの認知度をさらに高め、希少性を維持しながらも、計画的に販売台数の増加を達成していくことが求められる。それには、一般消費者に於けるブランドの認知浸透度と、現実のポルシェユーザーの車両所有数とのバランスが鍵だ。

wec-second-leg-porsche-919-hybrid-is-the-first-three-system20150428-11 (1)

four-seater-sports-mission-e-the-birth-of-the-full-electric-drives-first-porsche20150915-9

そのためにも、広くコンシューマに向けた情報拡散は、重要な武器となる。

将来のユーザーになり得る「広い意味での顧客層」を対象に、それぞれのライフステージに於いて、その時、その都度、知りたいと思っていることを的確なタイミングで伝えることが求められる。今回の施策はその一環であるのだろう。

ポルシェはここにきて、ストイックなスポーツカーメーカーであるという既存のステレオタイプのイメージ脱却を目指して、明らかに大きく舵を切り始めた。

「THE SOUND OF PORSCHE」で、その新たな境地を目指すポルシェの一端が垣間見られるだろう。その姿を是非、六本木で見据えて欲しい。

【ポルシェ THE SOUND OF PORSCHEイベント概要】
■期間: 2015年12月1日(火)~12月16日(水)
■場所: 東京ミッドタウン キャノピースクエア : 東京都港区赤坂9-7-1
■オープン時間: 2015年12月1日12:00-15:00 / 2015年12月2日~12月16日12:00-21:00

<本件に関する読者からの問い合わせ先>
ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911
ポルシェ ホームページ