スズキの鈴木修会長が、トヨタ自動車・豊田章一郎名誉会長との接触を経て、両社の業務提携へと進む筋道確立へと動く(会見動画は以下記載の通り)
スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)と、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)は10月12日、両社の協力関係の構築に向けた検討を開始することを決めたと発表した。
スズキの鈴木修会長が、トヨタ自動車・豊田章一郎名誉会長との接触を経て、両社の業務提携へと進む筋道確立へと動く(会見動画は以下記載の通り)
スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)と、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)は10月12日、両社の協力関係の構築に向けた検討を開始することを決めたと発表した。
プジョー、クリーンディーゼルモデル「BlueHDi」3モデルを日本市場初導入、気になる価格は299万円から、気になる走りは…
グループPSA(Groupe automobile PSA Peugeot Citroën、本社:フランス・パリ、CEO:カルロス・タバレス)傘下のプジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 (本社:東京都渋谷区、 社長:クリストフ・プレヴォ)は去る7月12日、本国グループPSAが開発したクリーンディーゼル「BlueHDi」を搭載したモデル、「308 Allure BlueHDi」、「308 GT BlueHDi」、「508 GT BlueHDi」を、満を持して日本市場に投入した。
産業機器事業の開発案件を停止することで、経営資源を集中。自動車部門の競争力強化を目指す
富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)は5月12日、今後の持続的成長の実現を目指して、経営資源をより有効・柔軟に活用していくことを目指す。
米株式市場で三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)の米国預託証券が急伸している。
この急伸の理由は、三菱自動車工業と日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下、日産自動車)が資本業務提携することで最終調整しているとの一部報道が発端となった。
先に10億ドルの資金調達に成功した「Lyft」(※)と共に、米国に於ける自家用車の相乗りアプリプラットフォーム(ライドシェアサービス)として、現時点の資金調達力で双璧を成す「Uber」(評価額、約625億ドル)。
その同社に1月14日、カリフォルニア州公益事業委員会(California Public Utilities Commission:CPUC)は、同委員会への2014年のデータ報告義務を怠ったとして760万ドル(日本円で約8億9000万円)のをした。
このライドシェアサービスを広く捉えると、スマートフォンのアプリケーションを利用してタクシーやハイヤー(個人保有の自家用車も含む)の即時配車ができるサービスである。
あけましておめでとうございます。
旧年中は、「MOTOR CARS」にご来訪下さり、誠にありがとうございました。
小サイトは皆様のおかげで、無事、新年を迎えることができました。年が改まりました本日を契機に、心新たにし、よりお役に立つ情報掲載を心掛けて参ります。
2016年が皆様に於かれ、一層、良き年になりますよう祈念しますと共に、引き続き、変わらぬご愛顧の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、以降VW)は9月25日、監査役会の席上で、マルティン・ヴィンターコーンCEOの後任に、ポルシェで采配を振るってきたマティアス・ミューラー氏を指命することに決した。
ミュラー氏は、これを受けて「フォルクスワーゲングループの信頼を取り戻すことに全力を尽くすことを約束する」と、声明を発表した。 続きを読む フォルクスワーゲン(VW)監査役会、新CEOにポルシェのマティアス・ミューラー氏を指命
フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、CEO:マルティン・ヴィンターコーン、以降VW)が、2009年から2015年までの同社クリーン・ディーゼルモデルで、意図的に米国EPAの排出ガス規制を回避したというニュースが世界を駆け巡り、程なくVWのCEO自ら声明を発表(9月22日に公表)。さらに対象のディーゼル車両全車にあたる48万2,000台を米国に於いてリコールした。
このリコールの余波は、VWの企業規模ゆえに、排出ガス試験不正問題の影響を受ける車の台数が最大1,100万台に上るとの見方を示したように今日、国際レベルで見た場合、その傷口は徐々に拡大しているように見える。 続きを読む VW排出ガス不正の影響、より深刻化する懸念滲み始める
昨年の2月12日に、米国ケンタッキー州・ボウリンググリーンにある「ナショナル・コルベット・ミュージアム」の一部損壊。
これに伴い、100万台目に生産された歴史的なシボレー コルベットが破損した。
そこで同車の修復を、ミシガン州ウォーレンにあるゼネラルモーターズ・カンパニー(本社:デトロイト、CEO:メアリー・バーラ、以下、GM)のデザインセンターの技術者達が、1,200人時間(一人が1時間に掛かった作業量の累計を集計)を掛けて完全修復に挑戦。9月3日にこのクルマが、再びナショナル・コルベット・ミュージアムに展示されたと発表があった。
ランエボこと『ランサーエボリューション』は7代目を迎えて、シリーズ初の特別仕様車が登場した。
1996年から、4年連続でWRCドライバーズチャンピオンを獲得したトミー・マキネンの偉業を記念し、2000年1月、『ランサーエボリューションⅥ トミー・マキネンエディション』を発売されたのだ。
WRCワークスカーをイメージした 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その7)
1999年1月に発売したランエポVIこと『ランサーエボリューションVI』は、WRCレギュレーションの変更によりエアロパーツのサイズ制限が設けられたため、フロントバンパーとリヤスポイラーの形状を一新。
フロントバンパーはライセンスプレートのオフセット化、オイルクーラーベンチレーターやエアブローダクトの採用、フォグランプの小型化、ウィッカー型迎角調整式ツインリヤスポイラーなどにより、冷却効率を高めながら空気抵抗の低減を図っている。
1997年からWRCでは、より広範囲な改造が認められるWRカー規定が導入され、ライバルメーカーはこれに移行したが、三菱自動車は、従来のグループA規定での参戦を継続した。
これを踏まえてラリーカーの性能向上に必要な技術要件は、市販車に盛り込むという方針のもと、WRカーに対抗できる改良を施したランエボⅤこと『ランサーエボリューションⅤ』を1998年1月に発売した。
ボディは、アルミ製フロントブリスターフェンダーとリヤオーバーフェンダーを採用したうえで、 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その5)
ベースモデルの刷新により第2世代に移行した『ランサーエボリューションⅣ』
三菱自動車工業が『ランサー』を1995年10月にフルモデルチェンジしたことにより、ランエボこと『ランサーエボリューション』もこれに合わせて第2世代へと移行した。
この世代で、ラリーカーのベースとなった「RS」は、WRCワークスチームの技術要望に応える機能装備を、またより身近にスポーツドライビングを愉しむために別途、用意された「GSR」は、優れた運動性能を安心して引き出せる機能装備を採用して互いの差別化を図っている。
さて1996年8月に発売された『ランサーエボリューションⅣ』では、 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その4)
高速化するWRCに対応し空力向上を図った『ランサーエボリューションⅢ』
三菱自動車工業は1994年を迎え、益々ハイスピード化するWRCでの戦闘能力を高めるため、空力性能の向上を中心とした改良を施し、ランエボⅢこと『ランサーエボリューションⅢ』として1995年2月に発表した。
具体的にはフロントバンパー、フロントエアダム、サイドエアダム、リヤサイドエアダム、リヤスポイラー&リヤウィッカーのデザインを一新して、ダウンフォースを増大させている。
まずフロントバンパーは、開口部を拡大してエンジンの冷却性能を向上させ、次にフロントエアダムには、エアダクトを設けてブレーキとトランスファーの冷却性能を高めた。
これらのアイテムはWRCで大きな成果を発揮するとともに、この迫力あるスタイリングが多くのファンを魅了し、 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その3)
ターマック(舗装路)に対応した『ランサーエボリューションⅡ』
1993年以降、WRCではターマック(舗装路)が増えたことにともない、ハンドリング性能の向上が急務となった。そこで初代『ランサーエボリューション』で手応えを感じた三菱自動車は、早々にランエボⅡとなる『ランサーエボリューションⅡ』の開発に着手した。
このためホイールベースとトレッドを拡大し、サスペンションも細部にわたって改良するなど、当時最新鋭のホモロゲーションモデルとして旋回限界を高めるとともに、GSRではリヤLSDを機械式としてコーナリング時の回頭性を向上させている。
タイヤサイズは、195/55R15から205/60R15とし、OZ社製アルミホイールを装着。また1速、2速をローギヤード化したクロスレシオトランスミッションで加速性能を 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その2)
1992年、初代ランエボ『ランサーエボリューション』の登場
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、1974年のサファリラリー(ケニア)において、世界ラリー選手権(WRC)で日本車初の総合優勝を果たした『ランサー』の名を受け継いだ通称ランエボこと『ランサーエボリューション』を1992年に発売した。
その誕生の経緯は、1988年からWRCに参戦して通算6勝を挙げていた『ギャランVR-4』も、90年代になると苦戦を強いられるようになり、これに代わるWRCホモロゲーションモデルが検討されていた。
そこで白羽の矢が立ったのが、コンパクトセダンの『ランサー』だった。 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その1)
日本の自動車社会に於ける「エコタイヤ元年」は、一体いつ頃だったのか?
環境に優しい社会を実現していくこと…。それは、もはや主要先進諸国だけに課せられた問題ではなく、広く全世界的な規模に於いて、解決していかなければならない課題となった。
中でも19世紀から20世紀に掛けて大きな活躍を見せ、人類にかつてないほど早く・広域へと移動の自由を与えた続けた自動車。
そのクルマたちが、これまで排出し続けてきた膨大なCO2の削減は、ポスト低炭素社会に向けて、確実に乗り越えていかなければならない大きな壁となっている。
こうした問題を単純にステレオタイプな視点から捉えてしまうと、自動車のCO2削減と云えば、動力源にあたるエンジン技術にどうしてもスポットがあたりがちだ。
しかし実際には、タイヤの性能が、燃費などクルマの絶対性能や環境性能に与える影響は殊の外大きく、我々の国・日本に於いても、早くも1990年代初頭の頃辺りから、環境性能を強く訴求したタイヤ(以下、環境タイヤ)の開発競争が始まっている。
来る8月8日・9日の両日、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、SUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」が開催される。
ちなみにこのSUPER GTの前身となる全日本GT選手権(JGTC)は1994年にスタートした。
そして2005年、FIA公認の国際シリーズとなって名称変更され、高性能の市販のGT(グランド・ツーリング)カーをベースにした競技専用車両を用い、FIA(国際自動車連盟/Federation Internationale de l’Automobile)が定めるGT規定に則るものに成長を遂げた。
また、参加する車両性能の均衡化を図るために「BoP」(Balance of Performance)と呼ばれる性能調整も採用している。
このため、国内のみならず海外メーカーの車両も多数参加し、SUPER GT全体では17車種(2015年シーズン開幕時)を数えるまでになった。
電力の安定供給に対し、同社のエネルギー精製システムに期待が集まる
アウディは、2013年にAudi e-gas精製工場の本格稼動を目指して、同プロジェクトを開始。そして今日、再生可能エネルギーを自ら精製する世界初の自動車メーカーとなった。
現在、ニーダーザクセン州のヴェルルテ市を筆頭する同社のAudi e-gas精製工場では、グリーン電力、水、二酸化炭素を使用して、水素と化学合成メタンガス“Audi e-gas”を精製している。
今般、ドイツ国内に於いて再生可能エネルギーの発電量シェアが急速に拡大(33%)するなか、ドイツ国内の電力安定供給をテーマに、同社のエネルギー精製システムに一層の期待が集まっているという。
ドイツ国内の地理的偏在が、再生可能エネルギー利用安定の足かせに 続きを読む アウディe-gasプラントは、ドイツ国内の電気グリッド安定化に貢献