CES2016、IoTのトップリーダー達が未来の都市交通について基調討論

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スマートシティとモビリティに関するパネルに登壇。米国運輸長官と Bosch、Qualcomm、Mobileye、およびMITのエグゼクティブが次世代の都市交通について討論を展開

いよいよ間近に迫ってきたCES2016開幕に併せ、都市空間にまつわるテクノロジー開発が、都市環境とモビリティの世界をどう変化させるかについて、世界のトップエグゼクティブと米国の運輸長官が討論する。

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この討議は、基調講演プログラムのパネルディスカッションとして、来る1 月 7 日(木)午前 11 時にWestgate Theaterで「Beyond Smart Cities: The Future of Urban Mobility」と題して行われる。なお同セッションでは、自律走行車やバス、オンデマンドシャトルなどを含む、近い将来の可能性についても焦点を当てていく。

そんな基調講演のパネルディスカッションでは、MIT メディアラボのチェンジング・プレイシズ・グループ・ディレクターであるケント・ラーソン氏(Kent Larson)がモデレーターを務め、以下のパネリストが参加する予定だ。

  • ロバート・ボッシュ CEO 兼 CTO フォルクマール・デナー博士(Volkmar Denner)
  • 米国運輸長官 アンソニー・フォックス氏(Anthony Foxx)
  • クアルコム CEO スティーブ・モレンコフ氏(Steve Mollenkopf)
  • モービルアイ共同設立者/CTO 兼会長アムノン・シャシュア教授(Amnon Shashua)

ces2016-los-principales-lideres-de-la-io-es-sobre-el-trafico-de-la-ciudad-del-futuro-del-debate-de-apertura20151224-2なお今回パネリストのひとりであるフォルクマール・デナー博士は、シュツットガルト大学で物理学の博士号を取得。

2012年からはボッシュのCEO兼CTOを務めおり、650 億ドル規模のグローバル企業である同社で、モビリティ・ソリューション、産業技術、コンシューマ・グッズ、およびエネルギー/ビルディング・テクノロジーという 4 つの事業部門を監督している。

また、VDA(ドイツ自動車工業会)の理事会メンバーであり、BBUG(バーデン・バーデン起業家会議)の執行委員会メンバー、およびシュツットガルト大学学友会の会長も務めている。

ces2016-los-principales-lideres-de-la-io-es-sobre-el-trafico-de-la-ciudad-del-futuro-del-debate-de-apertura20151224-5一方、運輸長官のアンソニー・フォックス氏は、2009 年から 2013 までノースカロライナ州シャーロットの市長を務めた後、アメリカ合衆国運輸省(DOT)に入省。

フォックス氏の指揮の下で、DOT は急速に変化する世の中の問題を最新のイノベーションの採用によって解決する各種イニシアティブを確立している。

ちなみにフォックス運輸長官は、最近「スマートシティ・チャレンジ」を開始した。

これは、米国の中規模の都市が連邦のリソースに応募して、将来の交通の課題に対処するためにテクノロジーを使用したとき何が可能になるかを示すコンペティションである。

優勝した都市には最高 4000 万ドルの賞金が授与され、交通の安全性、簡易性、信頼性を高めることによって、大胆な、データ主導のアイデアを実現することができるものだ。

また、同長官は 2016 年末までに自動車間通信テクノロジーの使用を求める規則を施行することも約束している。

ces2016-los-principales-lideres-de-la-io-es-sobre-el-trafico-de-la-ciudad-del-futuro-del-debate-de-apertura20151224-6スティーブ・モレンコフ氏は、クアルコムの CEO で、同社の取締役会にも参加している。

エンジニアとしてクアルコムでのキャリアをスタート。

20 年以上にわたって、スマートフォンをメインストリームへと押し進めたクアルコムの戦略およびテクノロジーの定義と実装に貢献してきた。CEO 就任以前は、クアルコムの社長兼 COO を務めてきた。

ces2016-los-principales-lideres-de-la-io-es-sobre-el-trafico-de-la-ciudad-del-futuro-del-debate-de-apertura20151224-4アムノン・シャシュア教授は、1999 年にモービルアイを共同設立した。今日、自動車メーカー23 社の約 1000 万台の自動車が、より安全に運転できる車を実現するためにモービルアイの技術を使用している。

2014 年 8 月、モービルアイは時価総額 53 億ドルで 10 億ドルを調達し、イスラエル企業最大の IPO の称号を獲得。さらに、モービルアイの自律走行技術の初期バーションが 2015年10 月に「オートパイロット」機能として配備され、2016 年以降はさらに進化してより多くの自律機能をサポートする予定だ。

シャシュア教授は、エルサレム・ヘブライ大学でコンピュータ・サイエンス科学の教授を務めている。

ces2016-los-principales-lideres-de-la-io-es-sobre-el-trafico-de-la-ciudad-del-futuro-del-debate-de-apertura20151224-3ケント・ラーソン氏は、MIT メディアラボのチェンジング・プレイシズ・グループを指揮。また、スクール・オブ・アーキテクチャ・アンド・プランニング(建築/都市計画学部)において MIT ハウス・リサーチ・コンソーシアムおよび MIT リビングラボ・イニシアティブのディレクターも務めている。

MIT 就任以前、ラーソン氏は 15 年間にわたりニューヨークで建築家として活躍し、Architectural Record、Progressive Architecture、Global Architecture、the New York Times、A+U、Architectural Digest の各誌で作品を発表してきた。

これまで、CES(®) 2016を主催・運営するConsumer Technology Association(CTATM:全米民生技術協会、旧称:全米家電協会(CEA®))は、民生機器テクノロジー産業界の関係者が全世界から集まる場として重要な役割を果たしてきた。

そんな中、同パネルディスカッション開催にあたって、Consumer Technology Association の会長兼 CEOであるゲイリー・シャピロ氏(Gary Shapiro)は、「自動車のネット接続が大きく進むに連れて、都市交通で発生する様々な大きな課題を、テクノロジーが解決することになります」と語る。

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また同氏は、「CES の舞台に登場するこの錚々たるパネリストのラインナップは、すでにテクノロジーが都市のモビリティをどのように変化させているか、そしてこれからさらにどう変化させていくかを垣間見せてくれるでしょう」と述べた。

CES 2016 は、2016 年 1 月 6 日~9 日までラスベガスで開催され、3,600 以上の出展企業が家電テクノロジーのエコシステム全体に渡り最新の製品およびサービスを発表する民生機器テクノロジー産業界の関係者が参加する世界最大規模のイベントである。