ドイツ連邦自動車局、独フォルクスワーゲンAGの型式EA189ディーゼルエンジンの改修を最終承認


すべての顧客に対して、正規ワークショップへの予約案内を近日中に送付

ドイツ連邦自動車局(KBA)は、独フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、グループCEO:マティアス・ミューラー、以降VW)の型式EA189ディーゼルエンジン搭載車の改修に関し、その管轄の範囲内におけるすべての必要な承認を正式に行った。

対象となるフォルクスワーゲンの各ブランドは、関連当局と密接に連携しながら、ヨーロッパおよび世界の当該車両の顧客に、今後、数週間以内に順次通知を行う予定としている。

その後、すべての顧客は、選択する正規ワークショップで、車両を改修するための予約を入れることが近日中に可能になる。

なおドイツの顧客は、2 段階のプロセスでの案内が実施される。既に最初の段階では、今年の春に、該当車両を保有するすべての顧客に対して、車両が改修の対象であることが、関連当局との協議の上、送付されている。

そして今回、ドイツ連邦自動車局(KBA)が全モデルの技術的対策を承認したことを受けて、選択した正規ワークショップへの予約を案内する 2 通目のレターが各々に向けて送付される。

ドイツ連邦自動車局は、今回の措置でフォルクスワーゲンのTDI エンジン改修に関する技術的承認を裏付ける

この流れに於いてドイツ連邦自動車局は、対象車両に技術的対策を実施しても、燃料消費量、エンジン性能、騒音レベルには一切悪影響を及ぼさないことを改めて確認した。

改修完了後、該当車両はすべての法的要件および適用される排ガス基準を満たすことになる。

フォルクスワーゲンは、集中的に技術的対策の実施を進めてきており、NOx 案件の対象となる全車両の改修を実施する。

ちなみに、この技術的対策の実施によって、顧客が一切費用を負担することはない。リコールプロセスの一環として、すべての顧客に対して適切な代車が無料で提供される。

必要な技術的対策は、ドイツ連邦自動車局と調整したスケジュールと実行プランに従って、ヨーロッパ全域で実施される。

但しドイツ連邦自動車局による承認は、米国およびカナダの該当車両には適用されない。また、韓国では型式EA189 エンジン搭載車に対するリコールおよび改修プロセスは、まだ開始されていない。

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