独・ポルシェの第3世代「カイエン」、シュトゥットガルトでワールドプレミア


ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)の第3世代カイエンがデビューを果たした。大きな成功を収めてきたカイエンのニューモデルは、全面的に新開発され、実用性をさらに高めたモデルとなった。

パワフルなターボエンジン、新しい8速ティプトロニックSトランスミッション、新しいシャシーシステム、そして総合的なコネクティビティ性を備えたディスプレイを搭載した。

なお当初の発売時には、新開発された2種類の6気筒エンジンを選択することが可能だ。

先代を29kW(40PS)上回る250kW(340PS)の3リッターターボエンジンを搭載するカイエン。そしてカイエンSの先代を15kW(20PS)上回る320kW(440PS)の2.9リッターV6ツインターボエンジンは最高速度265km/hに達し、オプションのスポーツクロノパッケージを装着することで、0-100km/h加速は5秒以内となる。

アイコニックな911スポーツカーをベースにしたカイエンは、第3世代となり、外見も強化され、初めて前後サイズの異なるミックスタイヤとリアアクスルステアリングを備えるに至った。

このようなスポーツカー特有の特徴に加え、標準装備されるアクティブ制御の4WDシステム、ポルシェ4Dシャシーコントロール、3チャンバーエアサスペンション、および電子制御ロール安定化システムのポルシェ ダイナミックシャシー コントロールシステム(PDCC)によって、オンロード性能がさらに改善されている。

カイエンの外見は、ポルシェ デザインのDNAを受け継ぐスタイルを維持しながら強化された。

フロントの大型化されたエアインテークは、新しい水平のライトエッジによって、停車中もワイドかつスポーティに見える演出が加えられた。

ホイールベース(2,895mm)を変更することなくエクステリアを63mm伸ばし、車高を先代より9mm下げることによって、全長4,918mm、全幅1,983mm(エクステリアミラーは除く)のボディとなった。

ラゲッジコンパートメントの容量は、先代を100リッター上回る770リッターである。

サイズが1インチ大きくなったホイールは、ドライビングダイナミクスを高めるために初めて後輪が前輪よりもさらに大型化された。再設計されて立体的なライトデザインとそれを結ぶ細長いLEDストリップを備えたテールライト上には特徴的な3DのPorscheロゴが広がる。

そんなニューポルシェSUVは次の2つのバージョンで発売される。3リッター6気筒ターボエンジンを搭載したカイエンは、最高出力250kW(340PS)、最大トルク450N・mを発生し、標準モデルでありながら0-100km/h加速タイムは6.2秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は5.9秒)、最高速度は245km/hに達する。

同様に新開発された2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載したもう一つのモデルのカイエンSは、先代を15kW(20PS)上回る最高出力324kW(440PS)、最大トルク550N・mを発生し、0-100km/h加速タイムは5.2秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は4.9秒)、最高速度は265km/hに到達する。

新しい8速ティプトロニックSトランスミッションは、起伏の多い地形でも、カイエンは明快なドライビングプレジャーを提供する。

またプログラムされたオフロードモードによって、走行条件に合わせて適切なドライビング設定を選択することができる。

デフォルト設定はオンロードプログラムで、穏やかなオフロード地形では、マッド、グラベル、サンド、ロックの4つのモードを作動すると、各条件に合わせて、ドライブ、シャシー、ディファレンシャルロックの設定が選択される。

パワーディストリビューションのために、ポルシェは、カイエン全モデルにアクティブ制御による4WDシステムを採用。インテリジェントなポルシェ トラクション マネージメントシステム(PTM)は、ドライブアクスル間で駆動力を可変配分し、カイエンの抜群のスポーツ性能の基本原理であるハングオンコンセプトは、起伏の多い地形においてもあらゆるトラクションの要件を満たす。

制動能力についてもポルシェは、サーフェス コーテッド ブレーキ(PSCB)によって、再び高性能ブレーキの開発において先駆的役割を担う。

カイエン全モデルにオプション装備される世界初のブレーキは、タングステンカーバイドでコーティングされた鋳鉄製ディスクを備えている。

この仕上げは摩擦値を高めて磨耗とブレーキダストを低減させる。ポルシェ専用ブレーキは外見も印象的となった。

ブレーキキャリパーはホワイトに塗装され、ディスク表面は組み付け後に独特の光沢を帯びる。PSCBは20インチおよび21インチホイールとの組み合わせのみ可能。トップエンドのシステムはPCCBセラミックブレーキとなった。

911とパナメーラに続き、カイエンの新しいボディも合金とスチールの組み合わせを採用した。

エクステリアは総アルミニウム製で、フロアパンアッセンブリー、フロントセクション、およびほぼ全てのシャシーコンポーネントが合金製となった。

技術的ハイライトは、先代モデルより10kgの軽量化に寄与する革新的なリチウムイオンポリマー スターターバッテリーである。

全体的には、LEDヘッドライト、大型ホイール、パークアシスト(フロントとリア)、WiFi ホットスポットを含むLTEテレフォンモジュール、ポルシェ コネクトサービス、および歩行者保護など大幅に拡張された標準装備にもかかわらず、カイエンの乾燥重量は2,040kgから1,985kgに軽量化された。

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