GOODYEAR、コンセプトタイヤ「グッドイヤー・アーバン・クロスオーバー」発表


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新型LEXUS UXコンセプト・カーのコンセプト・タイヤ

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー、以下グッドイヤー)は、LEXUSの新型コンセプト・カー、UX Concept専用のコンセプト・タイヤを開発した。

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同社によると、その革新的なデザインとテクノロジーをあわせ持つこのタイヤは、異次元の快適性を提供すると云う。

LEXUSは、2016年パリモーターショーで コンセプト・カーUX Conceptを発表した。

その車両の装着タイヤ、はグッドイヤーのアーバン・クロスオーバー・コンセプト・タイヤであった。LEXUSのコンセプト・カーにグッドイヤーの特別製タイヤが装着された姿は、両社の協力関係を象徴しているものとグッドイヤーでは述べている。

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LEXUSが、今回グッドイヤーに最新コンセプト・カー専用タイヤの製作を依頼した際、リクエストが2つあった。そのひとつは、「タイヤ設計の新たな可能性をさぐること」と、そしてもうひとつは、「最先端技術の採用」である。

LEXUSは、UX Conceptの設計にインサイド・アウトのコンセプトを採用した。これは内側と外側の各要素が融合しあう考え方だ。

グッドイヤーは、このコンセプトを反映するタイヤの製作にコミット。コンセプト・カー全体の統一性を大切にして、リムのスポークがそのままタイヤのサイドウォールにつながるデザインとした。

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今タイヤは、サイドウォールの各セクションが、自然にホイールと一体化して、アーバン・クロスオーバーのイメージを表現する。

逆にトレッド・パターンはダイナミックな風貌としている。このデザインを形作るためにグッドイヤーは、先端技術のレーザー・カービング・テクノロジーを使用した。

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このレーザー・カービングとは、多軸制御によるレーザー彫刻ロボットを用いたタイヤパターンの成形法である。

スキャナー機能を用いた画像処理により、タイヤの断面形状を測定し、平均的な形状を算出。形状測定データとCADデータによりタイヤパターンを作成。レーザ変位計で測定したタイヤ形状をもとに演算し、これまで以上の精度で制御していく。

コンセプト・タイヤには、その他のグッドイヤーの最先端技術が駆使された。例えば、オープンセル・ポリウレタン発泡体をタイヤ内側に使用したサウンド・コンフォート・テクノロジーもその一つである。

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これは走行時にタイヤ内で発生する共鳴音ピーク値を抑制して、車内を飛躍的に静粛化する。これによってLEXUSを運転しながら、音楽や会話がより一層楽しめるようになる。

また、サウンド・コンフォート・テクノロジーに加えて、チップ・イン・タイヤ・テクノロジーも組み合わせた。

これは2014年のジュネーブ・モータショーで発表した技術で、タイヤに埋め込んだ電子チップから重要情報が車載コンピュータに送られる。

これによってコーナリング時やブレーキ時の走行安定性などの走行性能を向上するテクノロジーだ。

具体的にはタイヤ圧、内部温度、タイヤ識別情報などの情報を車載コンピュータが処理し、縦・横方向の車両姿勢制御アルゴリズムを自動で微調整して、卓越した走行性能を実現する技術である。

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最後にこのコンセプト・タイヤには、グッドイヤーのランオンフラット・テクノロジーも採用されている。これは既に馴染みの技術だが、パンク時に空気圧が完全に失われた状態でも、強化サイドウォールで車両重量をしっかり支え、最高で時速80キロ(※1)の走行が可能とする。

このコンセプトタイヤについて、グッドイヤーの欧州中東アフリカ地域・新車装着タイヤ担当ゼネラル・ディレクターのDavid Anckaert氏は、「LEXUS UX コンセプト・カーに革新的なコンセプト・タイヤを提供できたことを誇りに思います。

各自動車モデルの特性にあわせて新車装着用タイヤを提供してきたグッドイヤーの経験をあらためて示すことができました。

グッドイヤーの設計陣は、自動車の設計思想に合わせたタイヤを開発してきました。LEXUSではさらに、快適性や運転する楽しさと安全性へのニーズにもお応えできました。

サウンド・コンフォート・テクノロジー、ランオンフラット・テクノロジーをはじめ、グッドイヤーが消費者の皆様にご用意しているポートフォリオを駆使して必要なテクノロジーを構築し、ご要望にお応えすることができまたのです」と述べている。

※1 タイヤが低空気圧の際、最高時速は80キロまでとし、80キロメートル以上の距離を走行してはならない。また急ハンドルをきってはならない。

グッドイヤーについて
グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社。従業員数は約6万6000人で世界22か国、49拠点で製品を製造している。

米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2ヶ所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発している。 To-jump-to-external-page20150401

日本グッドイヤー株式会社
日本グッドイヤー株式会社は1952年創立。国産および輸入品のグッドイヤーブランドのタイヤを、補修用および新車装着用タイヤ市場で販売している。

日本グッドイヤー関連会社の日本ジャイアントタイヤ株式会社は、土木建築車両用・重機用オフロードタイヤを兵庫県たつの市の工場で生産している。

またグッドイヤーは日本に於いて航空機用タイヤのマーケティングと販売も行っている。
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