日立製作所、欧州デジタルソリューション開発の加速を目指し、英・ロンドンに新研究拠点開設

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株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立製作所)と、日立ヨーロッパ社(Managing Director:阿部和雄)は、欧州社会イノベーション協創センタ(Global Center for Social Innovation-Europe/以下、CSI欧州)の中核拠点として、英国・ロンドン中心部に新研究開発拠点を設立した。

この拠点は、顧客やパートナーと共に事業機会を見いだし、事業コンセプトやビジネスモデルをつくり上げることで新たなソリューションを開発する顧客協創方法論「NEXPERIENCE」を提供するもので、海外では北米に続く2番目の拠点となる。

なお拠点には、研究開発用にヒューマノイドロボット「EMIEW3」を設置し、来訪者を出迎える。

日立は、社会イノベーション事業推進本部 副本部長 Hicham Abdessamad(ヒッシャム・アブデサマド)をリーダーとして、デジタル技術を活用した社会イノベーション事業のグローバル展開を加速している。

今ロンドン拠点も、この一環として開設されたもの。新たな拠点をロンドンに設立することにより、欧州および英国顧客やパートナーが、日立の研究拠点に容易にアクセスできるようになると見込んでいる。

CSI欧州のデザイナーと研究者は、今後、NEXPERIENCEを活用し、顧客との協創を通じて、鉄道、自動車、エネルギー、産業、ヘルスケア、セキュリティなどの各分野のソリューションを開発する。

また、顧客協創を推進するグローバル研究チームInsights Laboratory*3の一員として、最先端のデータアナリティクスや制御技術から得られた知見を、ソリューション開発に活用していく。

こうした取り組みにつて、日立社会イノベーション事業推進本部 副本部長 Hicham Abdessamad氏は、「日立は北米および日本の社会イノベーション協創センタにおいて、最先端技術を活用したソリューション開発で大きな成功を収めてきました。

今回、日本、北米に続き世界で3箇所目となるNEXPERIENCEの顧客協創空間をロンドンに開設することにより、日立は、社会イノベーション事業を通じたお客さまのデジタル化への支援を加速していきます。

本拠点の設立を通じて、欧州のお客さまやパートナーの近くで日立の幅広いイノベーションを提供できるようになることを、大変喜ばしく思います」とコメントしている。

また日立社会イノベーション事業推進本部 EMEA・CIS社会イノベーション事業 共同責任者 Patrik Sjoestedt氏は、「OT、IT、多彩なプロダクトやシステムを組み合わせてお客さまや社会の課題を解決する社会イノベーション事業を推進しており、お客さま主導のイノベーションは、その中心を成すものです。

日立と日立ヨーロッパは、社会イノベーション事業を通じて、社会課題の解決に向けたソリューションを開発し、技術を通じてより安全、効率的で持続可能な社会の実現に貢献していきます」と今後の抱負を語った。

さらに日立ヨーロッパ社 CTO European R&D Centre 鳥居 和功氏は、「ロンドン中心部に新設したNEXPERIENCEの顧客協創空間は、デザイナーと研究者が協働して社会イノベーションを生み出す中核となるよう設計しました。

先端研究と、ビッグデータ解析、ビジョン・サービスデザイン手法を融合し、欧州のお客様、パートナーと共に、成熟社会の抱える課題を解決するソリューションの開発を加速していきます」と述べている。