レクサス、カナダで「NX」を新たに生産開始へ

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トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)は現地時間の4月29日、傘下のカナダ生産事業体のToyota Motor Manufacturing Canada, Inc.(TMMC)で来る2022年初めよりレクサスの小型SUV「NX」(ガソリンモデル+ハイブリッドモデル)の生産を新たに開始すると発表した。

トヨタは、北米事業の競争力強化に向けて、カナダも含めた現地生産の拡充をこれまで進めてきた。

今回は、近年のSUV需要の高まりも踏まえ、RAV4やレクサスRXに加えて、北米向けNXの現地生産をTMMCのケンブリッジ工場で行うことを決定したもの。

この決定を受けて、TMMCはケンブリッジ工場でカナダのジャスティン・トルドー首相をはじめとする政府関係者を来賓に迎えて、関係役員や工場の従業員出席のもとNX新規生産を発表する式典を実施した。

TMMCのプレジデントを務めるフレッド・ヴォルフ氏は、式典で「昨年公表した新型RAV4生産や工場刷新への投資に続き、TMMCがレクサスNXの生産工場に選ばれたことを嬉しく思います。RXとNXというレクサスモデル2車種を生産することは、TMMC従業員への信頼の高さを示しています」と語った。

また同決定に際して、北米の統括事業体であるToyota Motor North AmericaのCEOを務めるジム・レンツ氏は「カナダはこれまで工場品質の高さから様々な賞を受賞しており、トヨタのグローバル生産戦略において重要な役割を担い続けます。

コンパクトラグジュアリーSUV市場が成長を続けるなかで、北米でレクサスNXを生産することは、お客様や販売店のニーズにより応えていくことにつながります」と話している。

カナダでの生産を開始した1985年以降(アルミホイール生産を行うCanadian Autoparts Toyota Inc.が1985年に、TMMCは1988年に生産開始)、カナダへの累計投資額は85億カナダドル(約63億米ドル)以上、TMMCでの累計生産台数は800万台以上に上る。

TMMCでは、2003年には初のレクサス海外生産拠点としてレクサスRXの生産を開始。2014年からはRXのハイブリッドモデルの生産も行ってきた。

今年春に開始した新型RAV4の生産に向けては、TNGAによる新しいプラットフォームへの対応も含め連邦・州政府からの支援分と併せた14億カナダドル(約10億米ドル)を投じ、工場刷新を図っている。