メルセデス・ベンツ日本、エンジンとミッションを一新した「AMG E63S 4MATIC+」発売

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動力性能はセグメントトップの0-100km/h加速 3.4秒。新機能「4MATIC+」と「ドリフトモード」を採用

メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社:東京都品川区、社長:上野金太郎)は、「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。

メルセデス・ベンツEクラスは、世界で累計1,200万台以上の販売台数を売り上げるメルセデス・ベンツの中核モデルであり、1947年に発表されたW136/191型以来、常に時代に先駆けたクルマとして、世界のプレミアムセダンの指標とされてきた。

実際2013年には、レーダーセンサーやステレオマルチパーパスカメラにより自車の周囲のほぼ360°を常に監視し、事故の危険性が迫っている場合にはドライバーに警告したり、必要に応じて自動でブレーキをかけることで事故を未然に予防する安全運転支援システム「レーダーセーフティ」をメルセデス・ベンツとして初めて標準装備し、部分自動運転を実現した。

そうしたなか現在、メルセデスシリーズに於いて最もホットなモデルを創り出すAMG(エーエムジー)は、「モータースポーツこそが技術力の優位性を何よりも端的に示す」という信念に基づき1967年に誕生した。

その名の綴りは、創立者のAufrecht(ハンス・ヴェルナー・アウフレヒト)、パートナーのMelcher(エアハルト・メルヒャー)に加え、アウフレヒトの出生地グローザスパッハ(Grossaspach)の頭文字から取られている。

当初は、メルセデス・ベンツの市販車をベースに独自の改良を施したレーシングマシンを製造し、数々のレースにおいて輝かしい成績をおさめてきたが、1988年からはメルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを組み、中核となるモータースポーツ活動を通して培ったレーシングカーテクノロジーとメルセデス・ベンツの最先端技術を結集し、メルセデスのトップパフォーマンスモデルの開発とエンジンの生産を行っている。またそんなAMGは2017年で設立50周年を迎える。

今モデルは、そのメルセデス・ベンツEクラスの基本設計と、AMGの巧みさが組み合わさった「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」となる。

その特長は、まずAMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン
にあるだろう。

“One man – one engine”、これは、厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるというメルセデスAMGの哲学であるが、「メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+」の心臓部には、メルセデスAMG社が完全自社開発したスポーツカー「メルセデスAMG GT」と基本設計を共通とするAMG 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載されている。

砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに、鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現。

また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE®摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減している。

このエンジンブロックに組み合わされる2基のターボチャージャーは、V型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとした。

この際、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸排気経路の最適化とツインスクロールとすることで、低回転域から優れたレスポンスを実現。

メルセデスAMGが独自開発したこれらの最新技術により、E 63 S 4MATIC+は排気量が1.5リッター少なくなったにも関わらず、最高出力612PS(450kW)(先代比+27PS/+20kW)、最大トルク850Nm(先代比+50Nm)を発揮。0-100km/h加速 3.4秒(先代比-0.2秒)とセグメントトップの動力性能を実現した。

またメルセデスAMGは、燃料を効率的に消費するため、V型8気筒直噴ターボチャージャーエンジンに初めて気筒休止機能を搭載。

AMGシリンダーマネジメントと称する「Comfort」モードで走行中、エンジン回転数が1,000~3,250回転で低負荷の際に、2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止することで燃料消費量とCO2排出量を抑えることができる。

またE 63 S 4MATIC+は、磁性流体エンジンマウントである「AMGダイナミックエンジンマウント」が搭載されている。

これは各種センサーからの情報により、ドライビングの状況を検知して、マウントの硬さを自動で調整する。

通常走行時は、柔らかいマウントによってドライブトレインからのノイズと振動を効果的に遮断し快適性を高める。

一方ダイナミックなドライビング時にはマウントを硬くすることでドライブトレインのロールモーションを減少しクイックなコーナリングを実現させる仕組みだ。

排気管内には、3つの連続可変エグゾーストフラップを備えた「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を装備。

トランスミッションモードに応じ、加速時やシフトダウンによる自動ブリッピング時にエモーショナルなサウンドを響かせたり、長距離クルージングなどで落ち着いたサウンドを奏でることもできる。

駆動系では、エンジンのパワーを四輪に最適配分するメルセデスAMGが開発した新しい四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を搭載した。

これは、前後トルク配分が50(前):50(後)から0(前):100(後)の範囲で可変トルク配分を行うことで、ハイパワーを四輪へ最適に配分するもの。なお極限では駆動配分を0:100の完全後輪駆動にすることで、サーキット走行時などにおいてドライバーの意のままにE 63 S 4MATIC+を操ることができる「ドリフトモード」も新搭載した。

トランスミッションは、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用し、ダイレクト感のある素早いシフトチェンジと高い伝達効率を実現した電子制御式9速スポーツトランスミッション「AMGスピードシフトMCT(マルチ・クラッチ・テクノロジー)」を搭載。

通常のオートマティック・トランスミッションに見られる損失を低減し、軽量化も相まって燃費の大幅な向上とレスポンス向上に貢献する。

さらに、高速走行時などにアクセルから足を離すとエンジンとトランスミッションを切り離して燃料消費を抑えるセーリング機能の採用によって燃費を優先する「C(Comfort)」、よりスポーティなドライビングが愉しめる「S(Sport)」「S+(Sport Plus)」、様々なパラメーターを個別に設定できる「I(Individual)」の4つのモードが設定されている。また「RACE」モードでは、サーキット走行のためにすべてのパラメーターが変更される。

足まわりでは、AIR BODY CONTROLサスペンションをベースにメルセデスAMGが開発したAMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションを搭載。

コーナリング時やブレーキング時には、硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現。

さらに、走行状況に合わせて四輪それぞれを電子制御する連続可変ダインピングシステムを採用することで、快適な乗り心地からダイナミックな走りまで、センターコンソールのスイッチで「Comfort」「Sport」「Sport+」の3つのモードを選ぶことができる。

操舵系では、電子制御のラック&ピニオン式のステアリングを採用。リニアかつクイックなハンドリング特性を実現しました。電動パワーステアリングの採用により、駐車時や市街地など低速走行時には操舵力を低減、高速走行時では安定性を向上させるよう、パワーアシスト量が変化する。

さらに車速だけではなく、AMGダイナミックセレクトのドライブモードによってもパワーアシスト量が変化。スポーティなドライビング時にはアシスト量が減少し、正確なステアリングフィールと路面からのダイレクトなフィードバックを得ることも可能とした。

ブレーキ性能の確保では、フロントに390 x 36mmドリルドベンチレーテッドディスク、リアに360 x 24mmドリルドベンチレーテッドディスクを装備。

また、軽量なコンポジットタイプのブレーキディスクの採用によりばね下重量が低下し、高い加速・コーナリング性能を発揮する。

エクステリアとインテリアデザインは、AMGの「ドライビング・パフォーマンス」を体現した、機能が生み出したデザインとしている。

具体的には、Aピラーより前方を専用デザインとしたスポーティなフロントデザインを採用。メルセデスAMGのセダンとして初めて、ボンネットをフェンダーとバンパーの内側にはめ込む、クーペ的なデザインを採用したことでダイナミックな造形を実現した。

新しいフロントグリルは、AMGのロゴをあしらったシルバークロームのツインルーバーと縦向きのブラックフィンとなった。

ジェット機の翼のデザインをモチーフにした幅広いフロントエプロンは、ブラックのフリックと大型フロントスプリッターを備えることで、E 63 S 4MATIC+が発揮する強大なパワーを表現すると同時に、高い冷却機能を備えている。冷却用の空気を取り込む左右のエアインテークに採用されている2本のルーバーも、この機能に役立つデザインとなっている。

サイドビューでは、フェンダーに飾られたシルバークロームのアローシェイプの装飾が目に付く。

「V8 BITURBO 4MATIC+」と立体的に示すことで、卓越した駆動システムであることをを強調。サイドスカートは地上高をいっそう低く、全体のラインを長く見せる効果をもたらしている。

ホイールは、前9.5J×20、後10J×20のセンターロックホイールデザインを採用した「マットブラックペイント20インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)」を標準装備。

力強いリアエンドには、トランクリッドに設けられたシャープなボディ同色AMGトランクリッドスポイラーリップやディフューザー風のインサートを備えたリアスカート、AMGパフォーマンスエグゾーストシステムに装着されるデュアルツインクロームエグゾーストエンド、リアスカートにシルバークロームのトリムストリップが飾られている。

インテリアには、リム下部がフラットな形状の「AMGパフォーマンスステアリングホイール」を採用。また、タッチコントロールボタンとパドルシフトにより、スポーティなドライビングを楽しむことができる。

運転席と助手席のシートは、ラテラルサポートが強化され、高速走行時にも乗員の身体をしっかりと保持。また独特のシートカバーレイアウトに、ブラックナッパレザー、ナッツブラウンナッパレザー、マキアートナッパレザーの3種類を設定。ドアセンターパネルは、シートに合わせたデザインとなる。

車両の仕様とメーカー予定小売価格(税抜)は以下の通り。

モデル:メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+
ステアリング:左/右
エンジン:4.0L、V8直噴ツインターボ
メーカー予定小売価格:¥17,740,000(¥16,425,926)

問合わせ先
:0120-190-610(メルセデスコール)

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