三井物産、ロシア流中古車競売のカープライスに出資


中古車ライブオークション事業を展開するカープライス株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役:梅下直也・林耕平)は、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫)との資本業務提携契約を締結した。

なお三井物産の出資比率は25%。これに伴いカープライスは、三井物産を引受先とする第三者割当増資を実施した。

今日の中古車流通市場は、矢野経済研究所の「中古車流通市場に関する調査結果2015」(2015年6月9日発表)によると、小売規模で約2兆8千億円のスケールとされている。

しかしその流通プロセスは、1980年代から現在に至るまで、複雑な中古車流通構造が維持されてきており、それに起因する不透明さが色濃く残る。

これに対して、カープライスが展開する中古車ライブオークションは、ロシア発のビジネススキームを下敷きに、複雑な中古車流通の仕組みを簡素化した。なお同社によると、同じスキームは世界9ヵ国で事業展開されている。

その中身は、独自のオークション入札用アプリ「カープライス・オークション」を利用するもの。

同オークションシステムを利用することにより、自動車を売りたい個人の売主は、国内外400社以上の中古車販売店が参加する入札状況を、自らの目で確認できるというのが大きな売りだ。

結果、これまでは存在していた中間業者のマージンがカットされることになり、従来よりも15%~20%高い買取サービスが実現していると同社では述べている。

またこの際、中古車販売業者の手数料が、オークション画面にそのまま明示されるため、売り主にとっては、車両売買価格の透明性が高まるとする。

今後カープライスは、地域密着型の自動車整備工場等とのパートナー関係構築を進め、より多くの一般売り主がオークションに参加できる環境を整えていく構え。この際、三井物産が保有する国内ネットワークを組み合わせ、パートナー拠点網拡大を加速させていく意向であるとも述べている。

サービスの流れは以下の通り
– 一般売り主が売却したい車の詳細を入力し、ウェブ上で査定額を確認。
– ウェブ上または電話で来店日時を予約し来店。
– モバイル端末を使用し、車両を即時査定。
– 即時に車両データをオークションシステムへアップロードし、全国の中古車販売店等(バイヤー)から入札を募る。
– オークションでは400社以上の販売店が同時に競り合い、15分程度で終了。
– オークションで付いた最高入札価格にて買取を行う。

会社概要
会社名:カープライス株式会社
本社:東京都杉並区上高井戸1-22-14
代表取締役: 梅下直也、林耕平
設立:平成27年11月17日
資本金:555,549,098円
■事業内容:
(1)中古車買い取り・販売
(2)中古車オークション市場の運営及び主催
(3)ソフトウェアの開発
(4)前各号に付帯関連する一切の業務
カープライス株式会社