DSブランドから、クリーンディーゼルを搭載した新「DS5 BlueHDi」いよいよ日本デビュー

Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:クリストフ・プレヴォ)は、PSA傘下最上級ブランドで、2014年6月1日にシトロエンDSから派生・スピンアウトしたDSから日本国内市場に向けて、いよいよクリーンディーゼルエンジンを搭載した「DS5 BlueHDi」の販売が1月10日より開始された。

この「DS5」そのものは、2015年にジュネーブモーターショーでワールドプレミアモデルとして発表され、昨年、日本デビューを果たした。そのDS5に、2.0L BlueHDiを搭載した新モデルが登場・国内初導入される。

今回のディーゼルモデルの導入により、従来よりDSのファンから強い要望があったパワフルなエンジンを搭載したと云うだけでなく、PSAグループ渾身のクリーンディーゼルテクノロジーが、日本のドライバーにも試す機会が訪れたことになる。

そのDS5自体は、DSブランドらしさ溢れるアバンギャルドなエクステリアデザインが特徴的なモデルだ。

車両自体は既に、ガソリンエンジン搭載車として、昨年5月に日本国内に導入されており、運転席から眺めるその独特の包まれ感は、DS5のステアリングを握ってこそ体感できるユニークなもの。

このクルマを称して、DSブランドのCEOであるYves Bonnefont(イヴ・ボヌフォン)氏は、「我々DSブランドにとって、新型DS 5は単なる新モデルということではなく、DSブランドのアバンギャルドなデザインの独立宣言であり、この後創られるDS AutomobilesのラインナップのDNAとなるものです。

フランスの地に、最初のDSが誕生してから60年間という長い歴史を経て、新型DS 5はまさに、その最初のDSと同じ目標を持っています。

それはパリのラグジュアリーを代表するクルマであり、我々は現代に於いて、そんなクルマを再びを創ったということなのです」と語っている。

元々ガソリンエンジンを搭載しいた車両でも、必要にして充分なパワーフィールを得ていたDS5だが、BlueHDiクリーンディーゼルテクノロジーを投入した新エンジンの搭載により、持てる最高出力は133kW(180ps)/3,750rpmに向上。

最大トルクも、400Nm/2,000rpmと二段階ほどトルクフルになり、スロットルペダルの最後のひと踏みで、伸びのある走りが愉しめるクルマになっている。

エンジンの基本構造は、コモンレール式高圧直噴システムを持つ2.0L 4気筒DOHCユニットで、そのステアリングフィールは、元々このクラスの競合車となるドイツ製車両に劣ることのない手応えで、望外にリニアな操舵感を持っている。

従ってドライビングプレジャー面で、旧来のステレオタイプのフランス車イメージを持っていると、普通にスポーティーなフィーリングを持っていることから、大半のドライバーは些か面食らうだろう。

なお搭載されているパワーユニット仕様並びに概要は、以下の通り。

このBlueHDiの最も大きな優位点は、高度な排気ガスの後処理システムにある。同システムは、排気系統に組み込まれた(1)酸化触媒、(2)SCR(選択還元触媒)、(3)DPF(微粒子フィルター)の3つのステップで構成され、この段階的な浄化システムの組み合わせによって、排出ガスに含まれる有害物質を効果的に除去していく。

この構造で特に記すべき点は、SCRを受け持つ領域にAdBlue®(アドブルー:尿素水溶液)を使用していること。

これによって、NOx(窒素酸化物)を90%除去。しかもこのSCRを一般的な他車の配置とは異なるDPFの上流(エンジン側)に配置することによって、エンジン始動直後(低温時)から、積極的にNOxの除去を可能としている。

併せてDPF自体もコンパクト化した。実は、この技術はPSA独自のもので、既に多くの特許を取得している仕様であり、組み合わせである。

これに組み合わせたのは、同社が熟成を重ねてきたEAT6オートマチックトランスミッション。市街地から長距離ツーリングまで守備範囲は広く、そのストレスないドライビングフィールは安定感に於いて定評がある。

なお車両仕様で、レザーパッケージに装備される「セミアニリンレザー」は、通常の自動車に用いられる皮革としては最高品質の素材であり、腕時計のブレスレットを模した独自のウォッチストラップ形状が、DSならではのコンフォートさを演出している。