日産自動車と三菱自動車工業、戦略的アライアンスを締結。日産傘下で再建へ


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日産、2,370億円で三菱自動車株34%を取得へ

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)と三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、会長:益子 修)の提携報道が、先の5月11日深夜から翌日未明に掛けて世界を駆け巡ったが、明けて5月12日を迎えた同日の夕刻。

日産グローバル本社がある横浜市内のホテルに於いて、日産自動車・三菱自動車工業の双方の代表取締役が並んで同席し、幅広い戦略的アライアンスに関する覚書を締結したことを、報道陣に向けて遂に発表した。

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その会見よると、三菱自動車の発行済み株式34%を、日産自動車が2,370億円で取得する事となった。

ちなみにこの両社の戦略的アライアンスは、実のところ過去5年間に亘り、協力を続けてきた現行のパートナーシップを更に発展させるもので、双方企業にとっては予てより、戦略提携の話は折に触れ、話題に上っていたと云う。

併せて日産と三菱自動車は、購買、車両プラットフォームの共用、新技術の開発分担、生産拠点の共用、および成長市場を含む、複数の面で協力することにも合意している。

日産の社長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン氏は、「本件は画期的な合意であり、日産と三菱自動車の双方にウィンウィンとなるものです。

両社が集中的に協力し、相当規模のシナジー効果を生み出すことで、新たな自動車産業の勢力ができあがることになります。

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当社は、三菱自動車の筆頭株主として、同社のブランドと歴史を尊重し、大きな成長の可能性の実現をサポートしていきます。

日産は、今日の課題に直面している三菱自動車を筆頭株主としての立場から支援し、同社をアライアンス・ファミリーの新たな一員として歓迎したいと思います」と述べた。

一方、三菱自動車の取締役会長兼CEOの益子修は、「長年に亘り数々のパートナーシップで成果を生み出してきた日産自動車には、アライアンスのメリットを最大限に活かす豊かなノウハウがあります。

今回の合意で、両社の将来の発展に求められる、長期的な価値を生み出すことができるでしょう。

開発や共同購買など、リソースの共有を含む戦略的なパートナーシップの深化が、長期的な価値をもたらします」と語った。

以上の取り決めに従い、日産は新規に発行される5億660万株の三菱自動車株を、一株当たり468円52銭で取得する予定。

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株価は、2016年4月21日~2016年5月11日までの期間の出来高加重平均とする。取引成立後、日産は三菱自動車の筆頭株主となる見込み。

三菱自動車と日産は、三菱重工業、三菱商事、ならびに三菱東京UFJ銀行が、今後も三菱自動車への出資比率を高水準で維持し、この戦略的アライアンスを支持することを期待していると云う。

株式の取得は、三菱自動車の株主である三菱グループと株主間契約を結び、規制当局の承認を経て、2016年5月末を目処にアライアンスの正式契約を締結し、2016年末までに全ての手続きが完了する見込み。

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日産は、ダイムラーとアフトワズを含む他の自動車グループにも出資、またはパートナーシップを結んでいることから、日産による三菱自動車への戦略的な出資は、17年間に亘る仏ルノーとの株式持合いを中心とするアライアンスモデルが更に拡大される可能性を秘めている。

上記同合意を受け、三菱自動車は、日産が推薦する、同社の議決権に比例した人数の、取締役会会長を含む取締役候補を提案することになる。

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