レクザム、「水素社会の実現」に向けて愛媛県西条市の大規模工場買収


株式会社レクザム(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岡野晋滋社長)は7月15日、新規成長分野の事業拡大のため、愛媛県西条市福武のパナソニックヘルスケア(株)“旧松下寿電子工業(株)”が保有していた西条工場跡地を購入することに合意・調印をした。

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同社は、現在、高松市の香川工場を中心に電子機器や半導体製造装置等の開発・設計・製造・販売を行っている。

創業55周年の節目も過ぎ、次世代に向けて更なる成長分野の拠点となる新工場候補地を検討してきたが、このほど所有者のパナソニックヘルスケア(株)との売買契約書を取り交わした。新たな事業施設は工場の施設等を原状にて引き継ぐ。

日本政府は、2014年に定めた「エネルギー基本計画」の中で、新たな二次エネルギー源として水素を活用する方針を定めている。

また社会全体として、再生可能エネルギーの普及やCO2排出量の削減といった大きなパラダイムシフトが起こっている中、水素・燃料電池技術の利用価値は今後ますます重要度を増す。

そのような状況下、既に実用化が開始された燃料電池自動車や普及拡大が急速に進んでいる定置用燃料電池エネファーム等の、水素社会実現に向けた動きが活発化している。

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今回の購入・事業拠点となる西条市は、「水の都」と言われるほど水資源が豊富な都市であると共に、我が国初の「太陽光発電試験プラント(昭和56年稼働)」を立地するなど過去から省エネルギー・新エネルギーへの積極的な取り組みが行われてきた地域でもある。

特筆すべきは、これら取り組みの柱として、水素エネルギー活用に向けた時代を先取った研究開発が行われた地であることから積極的な誘致活動もあり、西条市のノウハウ、立地条件、環境特性を活かした環境エコビジネスの集積工場を目指し事業拡大を図る。

今後、新規事業分野拡大に向けて工場の設備導入(数十億円規模)を完了し、地元愛媛県及び西条市・新居浜市の自治体や企業、研究開発の進んでいる大学とも連携し産学官一体となって水素サプライチェーン構築に向け、先ずは定置用燃料電池周辺ビジネスの構築を目指す。

ここを「環境エコパークトリー」として、新規雇用数十人程度から操業を開始し、将来的には200人規模で、既存と新規事業全体で100億円以上の売り上げを目指す計画と云う。

新工場の名称:株式会社レクザム 西条工場
住所:愛媛県西条市福武甲210
面積:敷地面積 約 113,500㎡
建物延床面積 約  86,400㎡

株式会社レクザムの概要について

所在地:大阪市中央区南本町2-1-8
代表者:岡野晋滋
設立時期:昭和35年1月
資本金:4880万円
従業員:1050名
主要製品:各種エレクトロニクス応用製品、眼科用電子医療機器、半導体製造機器、工業用乾燥剤、スキー・スノーブーツ、地ビール等