エスディーテック、韓国IVIS社と自動車コックピットのHMI開発連携


製品連携のデモンストレーションを、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017 横浜で実施

エスディーテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:川端 一生、以下、エスディーテック)は、IVIS Inc.(本社:韓国水原市、代表取締役:Nam Kimo、以下、IVIS)と、自動車コックピットのヒューマンマシンインターフェイス(HMI)開発で両社製品をパッケージソリューションとして、国内外問わず自動車メーカーおよび車載機器メーカーに提供していくことで合意した。

TRITO Linkage及びIVIS IVI-Suiteのシステム全体構成図

具体的には、エスディーテックのHMI開発ツール「TRITO Linkage(トライト リンケージ)」で開発を行ったHMIの画面を、IVISの機能モジュール群「IVI-Suite」と組み合わせることができるようになる。

これにより、これまでは難しかったHMIの開発及び検証を、実機相当の環境において早い段階で行えると共に、オーディオ、ラジオ、電話等の実際の機能との連携やパフォーマンスも考慮したHMIの開発を効率よく行うことが可能となった。

HMIアプリから機能モジュール群へのアクセス例

また、両社の製品連携におけるデモンストレーションを、2017年5月24日からパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017 横浜( http://expo.jsae.or.jp )」で展示している。

ちなみにTRITO Linkageとは、エスディーテックが開発・販売するHMI開発のためのツール・ライブラリ群である。

特徴として独自のオーサリングツールを持たずデザイナーが普段使っているデザインツールを使用してHMI開発を進めることができるため、学習コストが非常に低く、導入が容易だ。

また作成したHMIデザインデータからHMIプログラミングコードの骨組みを自動生成する仕組みを持ち、エンジニアの実装負担を軽減する。

一方IVI-Suiteとは、IVISが開発・販売する車載インフォテインメント(IVI)プラットフォームだ。

GENIVI対応のランタイム・ソフトウェアを、IVI専用に特化させたLinuxベースのソフトウェア・プラットフォームで、様々な車載機能に対応可能なよう設計、検証、製品化した。

そのため、迅速なデモ開発やプラットフォーム開発の中核としての使用が可能となっている。

IVI-Suiteは検証済みのオープンソース、サードパーティー製品及びIVIS独自のソフトウェアを搭載。

これらの拡張性と互換性を考慮した設計により、フレームワーク開発の時間と労力を軽減し、IVI-Suite内のツールは、より効率的で利便性の高い開発環境を提供していけると云う。

IVISは、世界に通用する車載組み込みソフトウェアの開発専業で、オープンソースを元に開発した車載インフォテインメント・プラットフォーム、IVI-Suiteの提供を行っている。

具体的には、永年の車載組込みソフトウェア開発及び技術への取り組みにより、様々なソリューション会社と提携しOEM及びTier1のインフォテインメント・システム開発を支援してきた。

なおIVISはGENIVIを含め多彩な自動車関連のオープンソース企画に貢献し、GENIVIアライアンスより2017年度・最優秀貢献者賞(MVC)を受賞している。
 

最後にエスディーテックは、さまざまなデジタル機器のHMI開発をデザインとエンジニアリングの両面から支援する事業を展開。

HMIに精通したデザイナー、エンジニアが顧客製品のUI開発を支援する事業と、HMI開発工程を効率化するための開発環境(ツール・ライブラリ)を製品としてライセンス販売する事業を2つの柱としている。
 

会社概要
会社名:エスディーテック株式会社(sdtech Inc.)
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-11-19 大滝ビル4F
代表取締役:川端 一生