カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2015-2016に「マツダ RX-8」


株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:山口 文洋)が企画制作する中古車情報誌『カーセンサー』は、この一年で掲載された約6000モデルの車の中から、中古車マーケットでのユーザーの購入意欲に着目し、ポイント化を行いランキングを作成した。

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その結果、同社が保有する膨大なデータをもとに、中古車市場でユーザーの方々の購入意欲が最も高かった車種が何かを探る「カーセンサー・オブ・ザ・イヤー」は、マツダ RX-8が昨年の2位からトップの座を獲得した。

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カーセンサーによると、同車は、2012年の生産終了からそれほど時間が経過しておらず、依然として高年式のものも多数流通していること。またロータリーエンジン搭載というキャラクターであること。さらに車両本体価格60万円以下と、比較的手が届きやすい価格帯に人気が集中した事などの複数の要素から、昨年1位だったマツダ CX-5を抑えて、今回の栄冠へと繫がったとしている。

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■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2015-2016 TOP10
1位 マツダ RX-8(初代) 昨年順位:2位
2位 マツダ CX-5(現行型) 同:1位
3位 スバル レガシィツーリングワゴン(4代目) 同:9位
4位 トヨタ ヴォクシー(現行型) 同:圏外
5位 トヨタ ハリアー(現行型) 同:圏外
6位 ミニ ミニ(初代) 同:4位
7位 ホンダ ヴェゼル(現行型) 同:30位
8位 スバル レガシィB4( 2代目) 同:26位
9位 日産 リーフ(現行型) 同:3位
10位 ダイハツ コペン(初代) 同:14位

受賞車となったマツダ RX-8をはじめ、獲得ポイントが多かった上位10車種は上記の通り。昨年首位だったマツダ CX-5も2位と変わらぬ人気を保っている。

またスバル レガシィツーリングワゴンや、日産 リーフが昨年に続きトップ10入りを果たし、ニューフェイスの登場も目立つ。

トヨタ ヴォクシーとハリアーは、昨年の圏外から一挙に4,5位と上位を獲得。登場後しばらく時間が経過し、中古車ならではの割安感が出てきたこうした車種のランクインは、ユーザーの賢い選択肢を反映しているといえるだろう。

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なおマツダの資料によるとRX-8最後の特別仕様車「SPIRIT R」が2012年04月26日にリリースされている。

記事は、受注好評につき1,000台を増産するという内容で、当時、最後の特別仕様車『SPIRIT R』について、販売計画台数1,000台を超える受注を得たため、1,000台の追加生産を決めたとしている。

この際、最も人気の高かったモデルは、6MT車で、エアロパーツやビルシュタイン社製ダンパーを装備し、特別仕様車専用のRECARO社製バケットシートやブロンズ塗装の19インチ鍛造アルミホイールなどを装着しており、販売構成比は「RX-8」全体の66%に達した。

また、ボディカラーについては、全3色(アルミニウムメタリック、スパークリングブラックマイカ、クリスタルホワイトパールマイカ)がほぼ同じ販売構成比となっていた。

なお、「RX-8」は、2003年4月に発売され2012年3月末までに192,094台(海外向け含む)を生産。2012年6月に生産が中止された。

※選考方法
2014年11月1日~2015年10月31日の1年間においてカーセンサーnetに掲載されたすべてのモデルのうち
(1)上記の期間中でカーセンサーnetに掲載された総台数
(2)ユーザーから寄せられた問い合わせの総件数
(3)掲載された1台当たりの問い合わせ集中率
以上の要素を独自のルールでポイント化し、ポイント数が最も高かったモデルをその年のイヤーカーとする。

■RX-8が注目された理由を分析
☆十分な掲載台数と良質な物件が人気を後押し
下のグラフは2014年11月〜2015年10月の1年間のRX-8の流通量と相場の平均価格の推移を示したもの(流通量は毎月末頃のカーセンサーnet掲載台数を参照)。

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増減はあるものの、流通量は概ね500台半ば〜600台半ばの水準で推移している。条件を絞り込んで選ぶには若干物足りないものの、比較的マニアックなモデルとしては十分すぎる量といえる。

また、注目すべきは平均価格。流通量に大きな変動がないわりに、平均価格は下落。これは高価格物件が売れ、低価格物件の市場ストックが増えたことを意味している。

一定数存在するマニア層に加え、スポーツカー人気の再燃に反応した潜在ユーザー層が状態の良い即戦力物件に注目したことが、受賞につながったと考えられる。

他車種ではなくRX-8同士で比較検討するユーザーが3割超
RX-8の中古車物件に対するユーザーからの問い合わせの傾向を示したものが下のグラフ。グレード別では、それぞれの流通量に概ね比例している。

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価格帯別では、相場の平均価格より安い車両本体価格60万円以下の車への問い合わせが半数近くを占めるのが特徴となった。

興味といったレベルではなく、購入を視野に入れた現実的な段階で行われる問い合わせというものの性質を考えると、低い価格帯の車に注目するのは自然といえる。

一方で150万円以上の高額物件への問い合わせが約12 %あるのは、状態の良い即戦力の車が人気を集めたことを示している。

さらに興味深いのはRX-8との比較車種。最も割合が高いのはRX-8同士での比較で、実に3人に1人がRX-8一本に絞って中古車を探していたということになる。

カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2015-2016を特集した「カーセンサー 2月号」は12月19日より発売。中古車情報サイト「カーセンサーnet」では、カーセンサー・オブ・ザ・イヤー特設サイトにて今回の結果を12月19日に公開する。

カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー特設サイト:
カーセンサーnet: