ルノー・スポールが仕立てたRRターボエンジンスポーツ「トゥインゴGT」発売へ

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ルノー・ジャポン株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役社長:大極 司)は、ルノー・スポールが仕立てたRRターボエンジンスポーツ「ルノー・トゥインゴGT」発売する。

同車両は、リアエンジン・リアドライブ(RR)の駆動方式を持つルノー トゥインゴのリアに0.9Lターボエンジンを搭載。

サイドエアインテーク(空気吸入口)の採用を始め、燃料供給、エンジン冷却、エキゾーストシステムの改良により、最高出力が109ps、最大トルクが170N・mに向上させた。

一方シャシーは、ダンパーが専用となり、アンチロールバーも強化された。さらに横滑り防止装置(ESC)は、標準モデルに比べ介入を遅らせ、曲がりくねったコーナーで後輪のスライドを感じることができるようチューニングが施すなどのスペシャルチューニングを施したコンパクトスポーツである。

仕様は5速マニュアルトランスミッション、または6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)が選択可能。同社ではこのルノー トゥインゴ GTを2月22日(木)から、全国のルノー正規販売店で販売する。

なお開発車両についてルノー・スポール マネージングダイレクターのパトリス・ラティ氏によると、「20年以上に亘り我々はスポーツカー造りに於いて独自のノウハウを獲得してきました。

しかし、これまでのトゥインゴ、ルーテシア、メガーヌのR.S.モデルやGTモデルは、多くのコンパクトモデルが採用するフロントエンジン・フロントドライブ(FF)であったため、今回3代目となったルノー トゥインゴで、我々はこれまでとは全く違う挑戦をしなければなりませんでした。

リアエンジン・リアドライブ(RR)モデルのハンドリングは、我々が慣れているFFモデルのハンドリングとは全く違うため、このモデルの開発はルノー・スポールにとって真の挑戦だったのです。

その結果、ルノー トゥインゴGTは、バランスのとれたファン トゥ ドライブなモデルとなったのです」と話している。

さらにパトリス・ラティ氏は、「RRレイアウトを活かしたスポーティなGTモデルをつくるため、我々のエンジンデザイナーは、ルノー トゥインゴのラインアップ中最もパワフルな0.9Lターボエンジンの性能向上に取り組みました。

リアに搭載されるこのエンジンは、よりコンパクトになるよう49度傾けて後輪の間に収められています。

またルノー トゥインゴGTを特徴付けるものの一つが、左リアフェンダーに取り付けられたサイドエアインテークです。ルノー トゥインゴの他のモデルでは、エアインテークはホイールアーチ上部に設置されています。

エアインテークの位置をリアフェンダー上部に変更したことにより、ターボチャージャーに入る空気の温度が12%低下。これによりエンジンの吸気流量が23%向上しました。この吸気の改善により、ターボチャージャーの回転数を増加させることができたのです。

また、より多くの燃料が供給できるよう、燃料ポンプが専用設計とし、さらにパワートレインの冷却性を向上させるため、ウォーターポンプも専用設計しました。

エキゾーストシステムも、排気流の見直しと排気圧の改善のために見直され、新たにクロームデュアルエキゾーストパイプが装着。エンジンマッピングも変更された結果、このエンジンの最高出力は109ps/5,750rpm、最大トルクは170N・m/2,000rpmへと向上しました。

ドライバーとエンジンを繋ぎ、そしてエンジンを通じてシャシーコントロールする役割を担うアクセルには、メガーヌR.S.で培われた技術が取り入れられています。

同車専用のアクセルマッピングによって、鋭いスロットルレスポンスによる素早い加速を実現。また、アクセルオフ時には、素早く回転を落とします。

エンジンの性能向上に合わせ、シャシーにもルノー・スポールの手により特別なチューニングが施されています。
ダンパーは、減衰力が変更された専用のものに変更されています。アンチロールバーも、直径の大きいものに変更されました。ESCの制御も変更が加えられました」と話す。

一方ルノー トゥインゴGTのチーフエンジニアであるマチュー・メティヴィエ氏は、「我々は、安全性を犠牲にすることなく、スポーティドライビングでの安定性の向上に取り組みました。

ドライバーが、きついコーナーでアクセルを開けると、ESCが作動して軌道を修正する前に、大きくスピードを損なうことなくわずかにドリフトするのか感じられます。

このように、ドライバーは典型的なRRのハンドリングを楽しむことができるのです。

ルノー トゥインゴGTの最後の仕上げは、全てのR.S.モデル、GTモデルを担当したルノー・スポールのテストドライバーが行いましたが、このルノー トゥインゴ GTのステアリング機構には、バリアブル ギアレシオ(VGR) ステアリングが採用されています。

低速でステアリングを大きく切りフルロックに近付くと、タイヤはより大きく切れてステアリング操作を助けます(ハイギアレシオ)。

ステアリングの中立付近では、タイヤは小さく切れるので安定かつ正確なハンドリングをもたらします(ローギアレシオ)。そのため、入り組んだ細い路地を楽に走ることができ、また狭い場所でのUターンや車庫入れをスムーズに行える一方、高速道路やワインディングなどでは正確な操作感を得られます。

加えてRRゆえに、フロントからエンジンや多くの機器、構造物が無くなり、サスペンションやステアリング機構の配置の自由度が増しました。

その結果、前輪の切れ角は同セグメント平均の30°を上回る49°を実現し、最小回転半径はクラストップレベルの4.3mとなりました。

ファン トゥ ドライブを味わう前から、ルノー トゥインゴ GTは、存在感のあるデザインでスポーツマインドを刺激します。

ルノー トゥインゴ GTのボディカラーは、はじける火の粉をイメージさせるオランジュ ブレイズM(オレンジ)と、月の表面のクールなグレーを表すグリ リュネールM(グレー)の2色です。グリ リュネールMのボディには、オレンジのデカールがあしらわれ、鮮やかなアクセントになっています。

レザー調×ファブリックコンビシートには、ホワイト・オレンジラインとオレンジステッチが、レザー調ドアトリムにもオレンジステッチが施され、エアコン吹き出し口、シフトレバーブーツリングにもアクセントとしてオレンジが配されています。

オレンジのアクセントと共に、RENAULT SPORTロゴ入りキッキングプレート、アルミペダル、マニュアルトランスミッションのZAMACシフトノブが、ルノー トゥインゴ GTが持つモータースポーツの遺伝子を感じさせるものとしています」とコメントしている。

メーカー希望小売価格(税込)
ルノー トゥインゴ GT MT :¥2,290,000
ルノー トゥインゴ GT EDC :¥2,390,000
※リサイクル料金: ¥12,760

ボディカラー: オランジュ ブレイズM  グリ リュネールM
※M:メタリック