東京海上日動、奄美で船舶欠航補償の社会実験へ

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東京海上日動火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:北沢利文、以下「東京海上日動」)と、鹿児島県旅客船協会並びに鹿児島県の3者は、同県の奄美群島交流需要喚起対策特別事業を活用した社会実験を行う。

具体的に来、奄美群島の船舶便が欠航・抜港(強風等で接岸出来ず、予定していた港へ寄るのを取りやめること)した場合に、旅行者に発生する延泊費用を補償する「船舶欠航補償制度」を創設する。こうした船舶便を対象とした欠航補償制度は国内初の試みとなる。

1.背景
離島の船舶便では、台風等による荒天時には安全を期するために欠航・抜港が一定数発生しており、旅行者は予定外の滞在による宿泊費や食費等の出費を余儀なくされることがある。

一般旅行者が、これらの延泊費用を心配せずに、奄美群島へ「安心」して船旅を愉しめることを目的に、先の3者によって同制度が創設された。

なおこの制度は、先の3月28日に鹿児島県と東京海上日動火災保険株式会社との間で締結した「地方創生に関する包括連携協定」が契機となっている。

この締結の目的に掲げた「鹿児島県の特性を十分に生かした地方創生の実現」に向け、2018年度の世界自然遺産登録を目指す奄美大島・徳之島を含めた奄美群島の交流人口拡大、及び旅行者の増加に寄与する取組として実施される。

2.制度概要
(1)対象
提携旅行代理店(23 社)が主催する、以下の航路を利用した募集型企画旅行で、下記期間に出発する旅行者が自動的に対象となる。従って旅行者による申し込み等の手続きは不要。

(2) 期間
2017 年 7 月 1 日~2018 年 2 月 28 日(社会実験として実施)

(3) 補償内容
奄美群島を発着・経由する船舶便の欠航・抜港によって発生した延泊費用(朝・夕食代含)を、15,000 円/1 泊 上限で、2 泊分まで実費で補償する。

(4) 支払方法
欠航・抜港による延泊が発生した際に、旅行者より旅行代理店に連絡し、旅行代理店が延泊の手配および費用の支払いを行う。