ヴァレオ、独スフェロス社の買収に合意。バス向けのサーマルマネージメント事業拡大へ


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仏・ヴァレオ(本社:フランス・パリ、CEO:ジャック・アシェンブロワ /Jacques Aschenbroich)は12月23日、プライベートエクイティカンパニーのドイチェ・ベタイリグングスAG(DBAG)と、バス用エアコンシステムの世界的なリーダーであるスフェロス(Spheros)の買収に合意したと発表した。

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年間の売上高が約2億5千ユーロであるスフェロスは、主要なバス車両メーカーと、フリートオペレーター全社に、エアコンシステムを供給しており、この分野における技術的なリーダーの1社である。

具体的には世界に販売網を展開中で、生産拠点もドイツ、フィンランド、トルコ、米国、ブラジル、中国、インドと広範囲に設けている。

この買収によりヴァレオは、活況を呈しているバス向けのサーマルマネージメントの分野に事業を拡大できるようになった。世界的に都市化が進む中、公共交通機関の拡大に牽引されて、この市場は今後年率5%程度の成長が見込まれている。

自動車業界におけるサーマルシステムのリーディングカンパニーのうちの1社に加わることで、今日に於いてもヴァレオより収益性が高いスフェロスであるが、さらに部品調達やシステム設計の面でさらに競争力を高めることができるとしている。

この外的成長プロジェクトは、合意初年度から成長していくことが期待されており、ヴァレオが2015年3月に株主向けに発表したCO2排出量削減に貢献する事業の推進力にしていくという戦略に則ったもの。なお同買収は独占禁止法の規制当局の承認対象となる。

ヴァレオの最高経営責任者(CEO)であるジャック・アシェンブロワ氏は、「12月21日に発表したパイカーの買収に続いて、この市場で世界トップ水準のパフォーマンスを誇る独・スフェロスを買収することは、高成長市場のリーダーである会社を傘下に加えていくというヴァレオの外的成長戦略に完全に一致しています。

スフェロスの製品ポートフォリオは、ヴァレオのサーマルシステムビジネスグループの戦略に合致しており、ユニークな成長推進力となるでしょう。スフェロスの1100人の従業員の皆さんをヴァレオに迎えることとなりとても嬉しく思います」と述べた。

【ヴァレオグループについて】
自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、CO2 排出量の削減と直観的なドライビング環境の構築に寄与する製品とシステムを提供してきた。

2014年度のヴァレオグループの売上高は、約127億ユーロであり、OEM売上の10%以上を研究開発に投資した。

ヴァレオは、30カ国に135カ所の工場、16カ所の研究センター、35カ所の開発センター、15カ所の物流センターを構え、約82,700人の従業員を擁している。またヴァレオはパリ証券取引所に上場しており、CAC40指数に採用されている。
ヴァレオグループについての詳細は右記URLを参照されたい。< >