ヤマハ発動機、第44回東京モーターショー2015出展のコンセプト車両を公開


ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)は、第44回東京モーターショー2015の出展ブースにて、[響け。YAMAHA MOTOR PRODUCT ORCHESTRA] をテーマに世界初披露のワールドプレミア6モデル、日本初披露のジャパンプレミア1モデルを含むコンセプトモデルと市販車を合わせて20モデルを出展した。

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ここでは、開催当日に公表した車両を中心に、今回のヤマハブース概要を改めて紹介する。

出展車両は、電動アシスト自転車、スクーター、モーターサイクル、リーニング・マルチ・ホイール(LMW)、ROV、四輪車に加え、モーターサイクル技術とロボティクス技術を融合したヒト型自律ライディングロボットの技術展示など、独自の開発思想「人機官能」によって貫かれた「ひろがるモビリティの世界」を提案していく。

なお、独創的なブースデザインは、ヤマハ製品が互いに共鳴し合い、またモビリティと楽器が結び合いながら一つの楽曲
として収斂するオーケストラホールをイメージしたという。

yamaha-motor-and-publish-a-concept-vehicle-of-the-44th-tokyo-motor-show-2015-exhibitor20151029-2SPORTS RIDE CONCEPT スポーツライド コンセプト
(特別出展物/試作車 Special exhibit / Experimental vehicle)
大人が日常的に楽しめる正統派のスポーツカープロポーションに、多様なモビリティを展開するヤマハらしい発想による「LIVE & RIDE感」を盛り込んだデザインコンセプトモデル。

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「MOTIV」(第43回東京モーターショーに出展)同様、iStream※コンセプトを採用し、ドライバーとマシンの関係を二輪車に近い世界観で表現した。高品位なディテールにこだわり、エレメンタリズムの発想からデザインしたスポーツカーの提案となる。

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※ iStream: ゴードン・マーレーデザイン社が提唱するF1に源流を持つ軽量&高剛性な車両構造

yamaha-motor-and-publish-a-concept-vehicle-of-the-44th-tokyo-motor-show-2015-exhibitor20151029-3MWT-9 エムダブリュティ ナイン
(参考出展車/試作車 Reference vehicle / Experimental vehicle)
スポーツライディングの世界に新たなカテゴリーを提案する、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)のコンセプトモデル。

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「コーナリング・マスター」をコンセプトに、ダイナミックでシームレスなボディに3気筒850cm3エンジンを搭載。

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フロント2輪がもたらす圧倒的なコーナリング性能と、バンク角を最大化する外出しサスペンションレイアウトにより、さまざまに変化する路面や、タイトなコーナーが続くワインディングロードを自在に駆けめぐる高いスポーツ性を追求した。

具体的には、四輪のスポーツカーに於ける4WD化と似た発想で、車両構成の複雑さは増す代わりに3輪化によるメリットをスポーツ車として広く愉しめる特性。いわばこれまでには無かった全く新しいスポーツ系モビリティの姿を追求したものである。

その走行性能は安定しており、特にフラットなロードコースに於いては、2輪車で感じるライディングの難しさを克復し、胸の空く走りが、ライダーを選ぶことなく心ゆくまで愉しめる車体設計になっていると云う。

走りそのものは、限りなく2輪車のフィールに近く、コーナリング初期に於ける2輪車特有の安定化テクニックが要求されるという場面で、ライダーを選ばない開かれたスポーツライディングの世界を切り拓くクルマに仕上がっている。

yamaha-motor-and-publish-a-concept-vehicle-of-the-44th-tokyo-motor-show-2015-exhibitor20151029-4MOTOBOT Ver.1 モトボット
(技術展示 Technology exhibit)
モーターサイクル技術とロボティクス技術を融合したヒト型自律ライディングロボット。車両そのものには改造を加えることなく、200km/hを超えるサーキット走行の実現を目指して研究・開発を進めている。

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二輪車の複雑な挙動を高速でコントロールするには、さまざまな制御システムを的確に機能させることが必要だが、そうしたチャレンジの過程で獲得し得る高度な要素技術を、先進安全技術やライダー支援システムなどの既存ビジネスへの応用や、新規ビジネスの開拓につなげていくとしている。

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