ジェイテクト、「パワーアシストスーツ」の開発で多様な人材活躍の支援へ

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株式会社ジェイテクト(本店:大阪市中央区、代表取締役社長:安形哲夫)は、パワーアシストスーツを開発した。同製品は2018年度に日本国内での販売を開始する予定としている。

同社は、2017年4月に新規事業推進部を組織した。これは事業上の環境変化を先読みすることで持続的成長の柱を打ち立てるため。そうしたなか同社にとって新領域のひとつとして、パワーアシストスーツを開発した。

同製品を開発した背景には、先の通り少子高齢化・環境・エネルギー問題などの諸問題を踏まえて、現在の業態の枠を超えた将来の社会課題の解決、自動運転・人口知能・3Dプリンタなどのイノベーションにキャッチアップしていこうとするもの。

これらの社会動向・環境変化を先読みした同社は、既存事業の技術をバックボーンに新たな技術領域を生むことで「ナンバーワン」「オンリーワン」のソリューション開発を目指している。

そうしたなか少子高齢化、労働人口不足、労働災害の増加等の諸課題に着目し、自社保有のアシスト技術やトライボロジ(摩擦工学)技術、さらには製造現場を持つメーカーであるゆえの悩みや強みを活かすため、現場作業の軽労化、省力化を目指した商品開発を推進。この結果、その第1段として、現場での作業者の腰の負担を軽減し、安全な職場づくり、多様な人材の活躍を支援するパワーアシストスーツを開発した。

その製品コンセプトは以下の通り
(1-1)人と機械(モノ)の調和。
(1-2)重量物作業に新たな提案。
~自然な姿勢動作を機器がアシスト、作業を革新~

製品特長
(2-1)人の動きに調和したアシスト機能。
-作業内容に応じアシスト特性を変更可能(出力・タイミング)。
-リモコンによる操作性向上。
(2-2)作業の多様性への対応。
-重作業での腰にかかる負担を軽減。
-左右独立に作動するため、さまざまな幅広い作業姿勢への対応が可能。
(2-3)フィット感と着脱性の両立。
-自分専用でフィット感が向上でき、着脱もしやすい。
-ベストが洗えていつでも清潔。サイズ展開あり(S/M/L)。

今後の展開
開発製品は2018年度より日本国内にて販売開始予定。主要市場は製造現場や物流現場を想定しており、今後、市場のニーズを聞きながら、さらなる進化を図る。
また中出力タイプの製品や筐体の軽量化に向け、シリーズ化を検討。さらに現場の安全や多様な人材が活躍できる環境に貢献すべく、製造業から他の産業への展開の可能性を模索していく。